【不動産崩壊】中国の消費、10月に急減速www

【不動産崩壊】中国の消費、10月に急減速www

中国の消費回復は10月に鈍化し、民間企業の景況感も低下した。民間の独自調査や代替データからは、中国経済の持ち直しが依然として不安定であることがうかがえる。

  パリに本社を置くクオントキューブ・テクノロジーが発表した娯楽・交通に対する中国の消費者需要を示す指標と、米モーニング・コンサルタントが独自に行う消費者心理調査は、10月にいずれも前月から悪化。北京の長江商学院による民間企業の景況感指数も前月比で落ち込んだ。

クオントキューブはウェブ検索や人々の動きを反映した交通機関の数値、消費者レビューなどのデータソースに基づき指数を作成。「政府による最新の金融刺激策にもかかわらず、われわれのデータは10月中に全セクターで持続的な減速を示しており、特に運輸業で顕著だった」と同社はリポートで指摘した。

消費者の個人的な財務状況や景況感見通し、主要な家計の買い物に関する態度を尋ねる調査に基づくモーニング・コンサルタントの消費者心理指数は2月以来の150割れ。同社によれば、「中国の信頼感は急速に低下」している。

中国の消費者は消費を喚起しようという政府の呼びかけに呼応していない。小売業者による大幅な値引きにもかかわらず、「独身の日」商戦は取引の伸び悩みで終わった。新型コロナウイルス禍からの経済再開後の消費急回復を経て、中国の消費が息切れしていることを示唆している。経済の活性化には消費者にもっと頑張ってもらう必要がありそうだ。

独身の日セールを最初に始めたアリババ(9988.HK)は、かつては上海で豪華な祝宴を開き、消費の祭典を祝った。テイラー・スウィフトのようなスターがステージに登場し、ディスプレーが過去最高を更新する取引額を示したものだった。今年は祝うようなことはほとんどなかった。スターもなく、取引額の表示もない。アリババは2年連続で、売上高の指標とされる流通取引総額(GMV)の公表を見送った。

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