中国で卵チャーハンがタブーな理由が衝撃的だった

中国で卵チャーハンがタブーな理由が衝撃的だった
※画像はAIで生成されている場合があります。

中国で卵チャーハンがタブーな理由が衝撃的だった

憲法より上位の存在である共産党の一党独裁が続く中国には、さまざまな文化的タブーや検閲事項が存在しており、例えば「くまのプーさん」が御法度となっていてプーさんが登場する映画も中国では上映できないことは有名です。10月から11月にかけての時期には、政治的な事情により中国の伝統料理である「卵チャーハン(蛋炒飯)」がデリケートな話題なっており、卵チャーハンの作り方を解説しただけの料理動画に飛び火する事態に発展したことが報じられました。

中国で10~11月に卵チャーハンが政治的に敏感な料理になるのは、卵チャーハンのせいで毛沢東の長男である毛岸英が死んだという逸話があるためです。

1950年11月25日、朝鮮戦争に参加していた毛岸英は、連合軍の爆撃を受けて平安北道の共産党司令部で戦死しました。その際の経緯については諸説ありますが、元陸軍司令部副部長である楊迪は、2002年に再版された回想録の中で「連合軍が卵チャーハンを調理する煙を発見し、これが原因で毛安英は殺害された」と指摘しています。

それ以来、卵チャーハンは毛岸英の死と結びつけられており、一部の中国人は冗談やからかう意図で11月25日を「卵チャーハン祭り」と呼んだり、「記念」と称して卵チャーハンを食べたりしているとのこと。なぜなら、毛沢東の息子が死んだことで、中国が北朝鮮のような世襲的指導体制による支配を免れた側面があるからです。

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