2024年3月15日午後2時07分、毎年中国の全人代(全国人民代表大会)に「台湾省代表団」と名乗る謎の集団が出現する。この代表団は名前から台湾人民を代表するかのように思えるが、実際には中国の全人代で活動している。彼らは一体誰で、どのようにして選出されたのか？また、全人代でどのような役割を果たしているのか？
台湾省の全国人大代表は、中国大陸の各省、自治区、直轄市、そして中国人民解放軍内の台湾籍人士から選出される。しかし、中国共産党は実際には台湾を控えておらず、大半の代表は籍貫が台湾であるものの、実際には大陸居民の身分を持つ台湾人や、大陸で生まれた「台二代」が含まれる。
これらの人々の中には、党政機関のリーダーや、科学技術、文化教育、医療衛生などの分野で顕著な貢献をした専門家や経済界の代表的人物もいる。彼らの中には東部沿岸の発展地区出身の者もいれば、中西部地区出身の者もおり、実際には台湾とはほとんど関係がない。
中国共産党は、人大台湾省代表団を利用して、中国大陸の対台湾統一戦線や政策推進の模範としている。これらの人々は台湾で生活しているわけではなく、また台湾の民衆によって選出されたわけでもないため、台湾の民意を全く代表していない。
每年两会上，都会出现一个神秘的“台湾省代表团”。从名称来看，这个代表团应该代表台湾人民，但却出现在中国的两会上。他们到底是谁？怎么被选上的？在两会上扮演何种角色？台湾省的全国人大代表由中国大陆各省、自治区、直辖市和中国人民解放军内部的台湾省籍人士中选出。但中共并未实际控制台湾，大部… pic.twitter.com/5C0BSZfBvy
— 蔡慎坤 (@cskun1989) March 15, 2024
この報道に対するユーザーの反応は以下の通り:
多巴胺女孩「国内の民衆には親しみやすく見えるが、実際には台湾人民を代表することはできない。中国の外宣が外国メディアに偽装するのと同じ」
麻豆传媒官方「これらの台湾代表が会議の後に台湾に戻ることができるのか、とても興味深い」
壮飞 Flying in Rain「”米国代表団”も設立すべきだ。米国には赤い二世が少なくない」
Terry2024「まるで『欧洲時報』が天津で運営されているかのようだ」
蔣葉菲「特別招待の演員」
乔志飞「年々この大規模な劇を演じるために多大な費用をかけるなら、裏には言えない目的があるに違いない。世界に対して民主の偽りを見せ、間接的に他国の民主主義の正当性を認めている」
荷鲁斯「巧妙を装って拙劣に」
