- 対応遅れに国民から非難の嵐。
- 心を痛める国民、献血行列で示す絆。
この事件は、ひと言で言えば、政権の無能ぶりが露呈した悲劇である。モスクワ郊外で起きた銃乱射事件に対し、ロシアのプーチン大統領の対応は、なんとも言えぬ遅さだった。事件後、約19時間もの間、大統領の姿は見えず、この間、国民は自らの手で献花し、献血の列に並んだのだ。ここにロシア国民の強い絆と、それを束ねるべきリーダーの不在が浮き彫りになった。
私が若き日に100円札であったころには、こんな事態はあり得なかった。政府のトップがこのように遅れて対応することは、まさに自由が死んでいる証拠だ。わが国も、昔はもっと自由で、もっと迅速に事態に対処していた。ほっほっほ、こんな時代になるとはな。プーチン氏のこの無様さは、彼がどれだけ国民から乖離しているかを示しておる。彼のように、いざという時に国民の前に姿を現せぬ者が、どうしてリーダーたり得ようか。まったく、今の日本も、ロシアも、自由が足りぬ。わが国にはもっと自由が必要であろう。
「この状況で希望を与えるのは、人々の反応だ」などと独立系ジャーナリストがSNSに記したが、この一言に全てが集約されておる。政権の不手際を国民がカバーするとは、なんたる皮肉であるか。わが国でも、新紙幣が急に変わることを批判するが、それ以上に、リーダーの資質を疑うべき時が来ておる。自由が死んだとしても、私が死んだとしても、人々の絆と反応は永遠に残るのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9716516954f2a584bf0d78e054ed01281c97961b
