過去からのメッセージ、或いは単なる岩石か？
美しいが不思議なほど静かな夜空の下、ハーバード大学のアビ・ローブ教授が引き起こした学界の大波紋。かの有名なローブ教授、記者たちの間でも「宇宙のミステリーハンター」との異名を取るほど。彼の研究対象は、なんと太陽系外から飛来したとされる葉巻形の天体「オウムアムア」。これがまた、普通の岩石ではないらしい。恒星間の使者とも呼ばれ、その正体は宇宙人の探査機ではないかというのだから、話題にならないわけがない。
漂流する真実か、科学界の浮き沈みか
さあ、ここで問題だ。このオウムアムア、実は何者なのか？ ローブ教授は、太陽の重力だけでなく、太陽光の圧力を受けて速度が増したと分析。つまり、何かしらの技術を持った探査機、もしくはソーラーセイルのようなものかもしれないという仮説を立てた。この発言が火をつけ、科学界は大騒ぎ。しかし、批判的な意見も多く、ローブ教授の理論は疑問視されている。
闘う教授、揺れる学界
ローブ教授はただの天文学者にあらず。彼の行動力には驚かされる。地球に飛来した隕石のかけらを自ら海底で回収しようという冒険に出たのだ。その努力が実を結び、隕石のかけらとされる小球を発見。これがまた、地球上の物質とは異なる組成をしており、「これは宇宙のメッセージか？」と再び世間を騒がせている。
疑問符をつける他の科学者たち
しかし、ここにきて、アリゾナ州立大学のスティーブン・デッシュ教授など、他の専門家はローブ教授の仮説に懐疑的。火球が大気圏で燃え尽きる速度であれば、そもそも地球に到達することはないと指摘。これに対し、ローブ教授は地球外のものである可能性を強調し続けているが、真実はまだ手の届かない星のようだ。
社会の声、そしてこれから
コメント欄を見ると、「アメリカの凄いところはハーバード大学という超有名大学の教授でもトンデモ学説を公表できることだよね。それに周囲がただ叩き潰すのではなく、真面目に議論するよね。日本ではそうはいかない」「ウラニウムという鉱石を採掘して適切に処理すれば都市を丸ごと破壊できる。AIに話しかければちょっとしたプログラムなら作れちゃいますよ。こんな馬鹿な話を誰が信じますか?」など意見は大きく分かれている。批判的な声もあれば、彼の研究を支持する声も。
科学とは疑問を呼び、新たな発見へとつながる道。ローブ教授の挑戦は、科学界に新たな風を吹き込むのか、それともただの風と消えるのか。これからの展開に目が離せない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c7df3bf9b84475cd1f97dface2b12355b4a9879
