今月も月末総力特集の時が来た。「4」という数字は「死」を強く連想させるものだが、今月起きたことの中に「日本の死」を象徴するものが含まれていたことを、最初にここで話しておきたいと考えている。これまでの月末総力特集でも危機感を持ちながら最大限の警告をしてきたが、今回のそれは「警告」ではなく「告知」になるだろう。日本が一度滅びるのは既に決定された未来の出来事であり、あとはその時を待つだけである――――ということに。

　ここまで強く、悲しい言い方をすることは今までなかった。「どうせ滅びるなら現実逃避して死にたい」そういう気持ちもあるだろう。だがこれは「月末総力特集」で伝え続けてきたことが次々と現実のものになり、いよいよ多くの人が「日本は、世界はおかしい」と気付いてきたことと無関係ではない。あまりにも多くのことを知りすぎたがゆえに、ある程度は伝える範囲を広げなければならない。これは使命感の問題、信念の問題と受け止めてほしい。

　「滅びる」が何を意味するかという部分については色々と解釈があるが、これは「日本としての死」であると考えられる。細かな話は冒頭ではしないが、しかしこうも思う。「滅びとは完全なる滅亡を意味しない。蘇生することは可能だ」と。これは日本人として生まれた心の生き方、日本人の遺伝子レベルの温存にも直結する話だ。

　ここで多くは話すまい。覚悟を決めた者にしか伝えられないことがある。

※覚悟がないならこのまま閉じて現実逃避せよ※