2023年4月27日、日本の飲料メーカーであるキリンホールディングスは、健康食品事業を手がけるオーストラリア企業のブラックモアズ社を完全子会社化すると発表した。この買収は、約1700億円の見込みであり、アジアやオセアニア地域での健康関連事業を強化することが狙いである。
この発表について、キリンは27日の午前に記者会見を開き、詳細を説明した。買収は、今年の8月以降に完了する予定である。ブラックモアズ社は、主にサプリメントをオーストラリア、東南アジア、中国などで販売している。
キリンは、独自の素材である「プラズマ乳酸菌」を含んだサプリメントなどの販売網拡大が期待できるほか、ブラックモアズ社の商品開発にキリンの技術を活用できるとしている。
この買収によって、キリンはアジア地域での事業拡大を目指し、成長が期待される健康関連事業に注力することができると考えられる。
キリン、豪の健康食品会社を買収 1700億円で
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