何もかも裏目に出ている独裁者プトラー。
プーチンが大失政、ロシアのエネルギー産業崩壊の危機
9/10(土) 11:02配信 JBpress■ プロローグ/漂流するプーチン・ロシア号
ロシア(露)のV.プーチン大統領(69歳)を船長とする「プーチン・ロシア」号は、目的地不明の羅針盤のない航海に出た結果、ロシアの国家戦略とエネルギー政策が漂流しています。
旧ソ連邦復活を夢見て、羅針盤のない航海に出た「プーチン・ロシア」号がどこに到着・漂着するのか現状では不明です。
しかし、沈みゆく船から真っ先に鼠が逃げ出すがごとく、鼠は既に逃げ始めています。
漂流の途中で食料が尽きる可能性もあり、座礁するか、無人島に漂着するかもしれません。
戦艦バウンティ号のように、近い将来、船内反乱が起きることもあり得ましょう。
プーチン新ロシア大統領が2000年5月に誕生した時、彼のスローガンは強いロシアの実現と法の独裁でした。
ロシアの大統領は弱いB.エリツィン大統領から強いプーチン大統領に代り、ロシア国民はプーチン大統領誕生に期待を寄せていました。
当時サハリン(旧樺太)に駐在して、現場で「サハリン-1」プロジェクトに従事していた筆者も、新大統領登場によりロシアは変わるだろうと期待しておりました。
その22年後の2月24日、ロシア軍はウクライナに軍事侵攻開始。
結果として、弱いロシアの実現と大統領個人独裁の道を歩んでおり、プーチン大統領は自らロシアの国益を毀損することになりました。
これを歴史の皮肉と言わずして、何と言えましょうか。
■ ロシアの国益を毀損するプーチン大統領
本稿では、プーチン大統領がいかにロシアの国益を毀損しているのか、ロシアは今後どうなるのか、筆者の独断と偏見と想像を交えて予測してみたいと思います。
筆者は、プーチン大統領は3本のルビコン川を渡ったと考えます。
1本目のルビコン川はロシア・ウクライナ国境、2本目のルビコン川は天然ガスパイプライン(P/L)を政治の道具に使ったこと、3本目のルビコン川は大統領令によりロシア連邦法を破ったことです。
旧ソ連邦と新生ロシア連邦は欧州大手ガス需要家にとり信頼に足る天然ガス供給源として、過去50年以上の長きにわたり、天然ガスを安定供給してきました。
しかし、これは当然です。他に主要外貨獲得源がないゆえ、信頼に足る石油・ガス供給源としての地位確立は旧ソ連邦・新生ロシア連邦にとり国益そのものでした。
ところが、露プーチン大統領は旧ソ連邦・新生ロシア連邦が過去50年以上の長きにわたり営々と築いてきた信頼を一日にして喪失。
文字通り、「築城五十年、落城一日」となりました。
次に、プーチン・ロシア号の近未来を予測します。
プーチン大統領に対しもはや諫言する側近はおらず、治安情報関係の身内しか信用していないと言われています。
ゆえに、早晩内閣を改造して、実質戦時内閣を組閣するものと筆者は予測します。
ただし、羅針盤なき航海の到着地は未定・不明にて、今後も漂流を続けることになるでしょう。
■ 3油種油価動静(2021年1月~2022年8月)
最初に、2021年1月から22年8月までの3油種(北海ブレント・米WTI・露ウラル原油)の週間油価推移を概観します。
油価は2020年後半から2022年2月末まで上昇基調が続きました。
ロシアの代表的油種ウラル原油は、西シベリア産軽質・スウィート原油(硫黄分0.5%以下)とヴォルガ流域の重質・サワー原油(同1%以上)のブレント原油で、中質・サワー原油です。
ゆえに、ウラル原油は英語では「URALs」と複数形のsが付きます。
ちなみに、日本が輸入していたロシア産原油は3種類(S-1ソーコル原油/S-2サハリンブレンド/ESPO原油)のみで、すべて軽質・スウィート原油です。
しかし、日本は今年2022年6月以降、ロシア産原油の輸入を停止しました。
今年(2022)8月29日~9月2日の平均油価は北海ブレント$95.31/bbl(スポット価格)、米WTI $90.79(同)、ウラル原油(黒海沿岸ノヴォロシースク港出荷FOB)$74.34となりました。
ブレントとウラル原油には大きな値差があります。
この超安値の露産原油を買い漁っているのが中国とインドで、ロシアは現在、アジア諸国に対し市場価格より3割安い油価でオファーしていると報じられています。
日系マスコミではよく、「ウクライナ開戦後、油価は上昇した。ロシアは油価上昇を享受しており、石油収入は増え、戦費の問題はない」という解説が掲載されたり話されたりしていますが、これは間違いです。
上記のグラフをご覧ください。黒色の縦実線はロシア軍がウクライナに全面侵攻した2月24日です。
この日を境として、北海ブレントや米WTIの油価はいったん上昇しましたが、8月末の時点では侵攻前の油価水準を割りました。
一方、露ウラル原油はウクライナ侵攻後に油価下落。
8月末現在では、侵攻前と比較してバレル約$20低い水準で推移しています。すなわち、露ウラル原油は侵攻後下落したのです。
…学びがある! 1,142
分かりやすい! 1,663
新しい視点! 838https://news.yahoo.co.jp/articles/cec033239da0e7cc986512f0d849856949710557
ロシアの原油は、安い原油なんですね・・・。
ロシアをテロ支援国家指定すれば即座に詰む
WTI原油先物ばかりを見てるとロシア情勢が分からないという話だわな。侵攻直後は確かに原油が急騰していて、ロシア陰謀論者もそれを見て勝ち誇っていた。
でも、ロシア産は全然上がらなかったんですね!何も分かってないんだと思いました。
まあ高かろうが安かろうが、文字通り湯水のごとく原油が採掘できるなら問題はないとも言えるが。これから欧州を中心としてロシア産原油が禁輸となり、さらにテロ支援国家で迂回輸出も禁じられればロシアの産業は崩壊する。
それが、いつなのか知りたいです!
今はロシアが戦況で追い詰められているし、慎重にタイミングを見計らうだろう。
ネットユーザーの反応です!
・エネルギーはその通りです。ガスも石油も設備の更新が必要ですけど、ロシアはその技術を持っていません
・資源に関しては、五毛髪さんに騙されていた部分もあったので勉強になりました
・ロシアへの経済制裁は、長期的には効果があるという意見が妥当ですね
・EUでも結束が維持できるかが問題です
五毛というのは通貨の単位だな。はした金で書き込みバイトしてるからそう呼ばれた。5本の毛髪ではないwww
チョロQみたいな見た目を想像してました(笑)
ロシアの皆さん、このままだと敗戦国になります!領土割譲です!さようなら!
オバQの間違いだろwww 滅茶苦茶だな相変わらずwww














