- 韓国経済の民間消費が第1四半期に萎縮し、成長率が低下している。
- 輸出不振や金利引き上げ、物価上昇が消費の低迷につながっている。
- 証券会社の報告書では民間消費の鈍化が懸念され、成長率予測が下方修正されている。
輸出減り、消費も冷め…韓国経済「1%成長」さえ断言できないhttps://t.co/FdlvNWVvjD
— 黒井五郎(News U.S.) (@goro_newsus) May 30, 2023
このニュースによれば、韓国経済では民間消費の減少が懸念されています。第1四半期には金利の引き上げによる利子負担の増加や物価上昇による実質所得の減少が続いていたため、消費が低迷しています。輸出も不振が続いており、主要証券会社は今年の韓国の成長率予測を1%台前半または0%台まで下方修正しています。
証券会社の報告書では、家計の消費余力が弱まり、民間消費が鈍化すると指摘されています。金利の上昇や物価の上昇により、銀行からの家計への貸出が減少し、実質所得も減少傾向にあるとされています。また、建設投資と民間消費の勢いが下半期にさらに弱まるとの予測もあります。
民間消費の鈍化は、物価の上昇が主な要因とされています。物価上昇により、名目所得から物価変動分を除いた実質所得が縮小し、消費が低迷しているとされています。統計庁のデータによれば、昨年第4四半期の世帯当たり月平均所得は前年同期比4.1%増加したものの、物価上昇の影響で実質所得は1.1%減少したとされています。
消費者物価上昇率は4月には鈍化したものの、まだ韓国銀行の目標値(2.0%)を上回っており、物価の上昇が続いています。
統計庁は近いうちに今年第1四半期の実質所得を発表する予定ですが、物価上昇が続いていることを考慮すると、実質所得が再びマイナス成長となる可能性があります。これにより、2022年第3四半期(-2.8%)と第4四半期(-1.1%)に続き、3四半期連続の実質所得の減少となるかもしれません。
コメント欄の意見:
kpnさん: 野村証券がマイナス成長予測を出していたことは正しかったかもしれない。上場企業の営業利益が減少し、将来の見通しも悪い状況なのに、なぜGDP成長予測が高いのか理解できない。
uozさん: 韓国銀行は最初、少なくとも1.6%の成長を維持できると言っていたが、現在は1.2%に下方修正され、1%の成長も維持できなくなった。輸出加工国で貿易赤字や国内消費の低下が続く限り、韓国の経済は困難だ。日本はスワップを考える必要はない。
tn1-55さん: 尹政権は日韓の協力関係を構築しようとしているが、実際には経済低迷や個人債務・企業債務・国債務の膨張が問題となっている。半導体産業も低迷し、経済的に苦境に立たされているため、岸田政府に優遇措置を求めているが、簡単に受け入れるべきではない。
takさん: 安かろう悪かろうでは通用しない世の中だし、世界がその国の製品を不要と思っているから成長しない。内需も限定的な業種に依存しているため、成長が見込めない。厳しい状況だ。
丑7さん: 経済統計に頼るよりも、ドルウォンレートから実態を推定するほかない。
xliさん: そもそも昔から成長していない。
gooさん: 大国の底力を見せてほしい。
toyさん: 日本を超えたと言っている人たちは、たくさん日本製品を買っているのか。
supさん: 自業自得。そのレベルだとしか言いようがない。