・中国では経済成長とライフスタイルの変化が影響して少子化が進んでいます!
・高額な教育費や住宅費、キャリア志向の高まりが要因になっています!?
・政策緩和後も子どもを「持たない」または「1人だけ」にする夫婦が多いですw
中国で進行している少子化は、ここ数年でさらに深刻化していると指摘されています。「え? 中国って昔は『一人っ子政策』とかあったんじゃないの?」と疑問に思う人もいるでしょうが、まさにその政策の影響が根強く残っているのが現状です。しかし! 少子化の原因はそれだけではないんですww 近年の中国は都市部を中心に物価が急上昇し、さらに教育費がべらぼうに高いといった問題が山積みになっています。
「中国人は子だくさん」という昔のイメージは、すでに過去のものとなりつつあるようです。そして、なぜここまで少子化が深刻化しちゃってるのか? そこには意外すぎる5つの理由が隠されていました! 「それ本当かよw」と思うような事情が山盛りなので、興味がある方は要チェックです。
では、さっそく【中国人夫婦の少子化が深刻化している意外な理由5選】を見ていきましょう!
目次
【1】「一人っ子政策の名残がまだデカいw」
かつて実施されていた一人っ子政策は2016年に完全終了しましたが、その後に二人っ子政策、三人っ子政策へと緩和されても、人々の意識はそう簡単には変わりませんでした。「子どもは一人で十分」という考え方が根強く、「兄弟がいないのが当たり前」だった世代が大人になっているのです。さらに、親世代も「子ども1人に資源を集中させるのが効率的」と信じている場合が多く、複数人産むリスクを避ける傾向があります。一人っ子政策のインパクトはあまりにも強力だったため、その慣習がいまだに残っているわけです。
【2】「え、教育費ヤバすぎる!?」
中国の都市部では、子どもを育てるための教育費がシャレにならないほど高騰しています。「英才教育」がブームになり、学校の授業以外にも塾や習い事に大金を注ぎ込む家庭が多いのです。「子どもは将来の投資先」という感覚が強い一方で、その投資額がエグいw 結果的に「こんなにお金かかるなら1人でいいじゃんw」「そもそも子どもいらなくね?」という声まで聞こえてくるほどです。都市部では共働き夫婦が多い反面、子どもがいると両親や祖父母の助けを借りなければやっていけないケースも多々あります。周囲のサポートが必要とはいえ、それでも教育費の高さが少子化の大きな要因となっています。
【3】「住宅事情がキツすぎwww」
中国の大都市(北京、上海、深セン、広州など)では住宅価格が非常に高額になっています。特に若い世代が家を購入するのは至難の業! 「マイホームを持たないと結婚できない」という価値観も強いため、若者は結婚前から頭金を必死に貯めたり、親から援助を受けたりして苦労します。そんな中で「子どもを何人も育てる余裕なんてない…」と考える夫婦が増えているのは当然といえば当然です。結婚してからもローン返済に追われる生活では、子どもの教育費や生活費まで手が回らない、という深刻な問題が発生しているわけです。
【4】「女性のキャリア志向が高まってる!?」
中国では高学歴の女性が増えており、女性の就業率は世界でもトップクラスというデータがあります。実際、大企業やIT関連のスタートアップで活躍する女性が少なくありません。「仕事で成功したい」「海外で経験を積みたい」という志向が強まることで、結婚や出産を後回しにする女性が増えているのです。さらに、職場によっては妊娠や育児のためにキャリアを中断せざるを得ない状況もあり、それを避けるために子どもを持たないという選択をする人も…。こうした女性の社会進出は素晴らしい一方で、結果的に少子化を加速させる一因となっています。
【5】「価値観&ライフスタイルが激変中w」
経済成長とともに、若い世代の価値観やライフスタイルは多様化してきました。SNSや海外文化に触れる機会が増え、「自分の時間を大切にしたい」「自由に生きたい」という思いを持つ人が急増! 昔のように「結婚して子どもを産むのが当たり前」という価値観から離れているんです。旅行や趣味、自己投資にお金をかけたいという層も多く、家族を大きくするよりも「夫婦2人or1人でゆったり暮らすほうが幸せ」という考え方が広がっています。こうした価値観の転換は、もはや中国だけでなく世界的なトレンドとも言えますが、中国でも急速にその流れが強まっているのが現実です。
【質疑応答コーナー】
セイジ
「教育費ヤバいって話ありましたけど、都市部の塾代ってそんなに高いもんなんすか??」
プロ先生
「そうね、都市部では塾や習い事にかける費用が月に数万~数十万円相当になることもあるのよ。英語や数学だけでなく、音楽や芸術系の習い事も盛んだから、どんどんコストが膨らんでいくみたいね。親としては『子どもには最高の教育を!』と思うから余計に高額になってしまうんでしょうね。」
セイジ
「そんだけお金かかるなら、そもそも子ども産むのがハイリスクになっちゃうっすよね??」
プロ先生
「まさにそれが問題なのよ。いざ産んでも共働きの夫婦にとっては子どもの面倒を見るために両親(祖父母)に依存しがちになるし、教育費も膨大。そうなると『結婚しても子どもはいらない』とか、『一人で十分』と考えるカップルが増えてしまうわね。」
セイジ
「最近は女性のキャリア志向が高いって話も多いすけど、実際に職場で出産したら不利になったりするんすか??」
プロ先生
「企業によっては産休や育休制度がまだ整っていないところもあるみたい。大都市の大企業はだいぶ進んでいるけれど、中小企業だと『妊娠=退職』の流れが暗黙の了解だったりして、キャリアが途切れる恐れがあるの。女性が『今は仕事に集中したい』と考えるのは自然なことよね。」
【まとめ】
・中国の少子化は政策だけでなく経済や価値観など多面的な要因が絡むw
・若い世代の住宅費や教育費負担が重く、子どもを持つリスクが高い!
・女性のキャリア志向とライフスタイルの多様化が追い打ちをかけている!?
以上、「なぜ中国人夫婦の少子化が深刻化してるのか?意外な理由5選」をまとめてみました! 「中国=人口多い」ってイメージはもはや古いのかもしれませんw 今後も中国政府は各種手当や政策で少子化対策を図るようですが、果たして効果は出るのかどうか…まだまだ先行きは不透明のようです! みなさんも日本の少子化事情と照らし合わせながら、今後の動向をぜひチェックしてみてくださいねw
それではまた!