米国の格付け会社フィッチがロシアの格付けを再び引き下げ、Cのデフォルト寸前とした。3月3日にも引き下げを実行していたが、合計すると1週間で12段階も引き下げたことになる。
ロシアは「デフォルト寸前」 フィッチ、再び6段階格下げ
3/9(水) 9:02配信 時事通信【ニューヨーク時事】格付け大手フィッチ・レーティングスは8日、ロシアの信用格付けを6段階引き下げ、「C」とした。
欧米などによる制裁強化を受け、ロシアが「デフォルト(債務不履行)寸前」の状態にあるとの見方を示した。
フィッチは2日にロシアの格付けを6段階引き下げ、投機的水準に当たる「B」としたばかりだが、西側諸国がロシアへの締め付けを強める中、国債の償還能力がさらに低下したと判断した。フィッチは「制裁強化やエネルギーの取引制限によって、ロシアが少なくとも選択的デフォルトなどの対応を取る可能性が高まった」と指摘した。
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新しい視点! 7https://news.yahoo.co.jp/articles/d894263cdc95670c24de3ac1e772d49d5ac1cdf3
ロシア長期債務の格付け、フィッチが6段階引き下げ
従来の「BBB」から投機的水準に当たる「B」に。欧米など各国が経済制裁を科したことで、ロシア経済や金融市場が不安定化するリスクが高まったと判断しました。
— 毎日新聞 (@mainichi)
【格付け 露をさらに6段階引き下げ】
格付け会社フィッチは8日、「B」としていたロシアのソブリン格付けを投機的(ジャンク)等級内でさらに6段階引き下げ、「C」とした。ロシアのデフォルトが近いという認識を示した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics)
Bの最上位からCの最下位までわずか1週間で一気に
従来のBBBから12段階引き下げるとどうなるのか。実感しにくいと思うから、一覧にしてその下がり方を明記した。
BBB ← 2月までのロシア
BBB-
BB+
BB
BB-
B+
B
B-
CCC+
CCC
CCC-
CC
C ← 3月9日現在のロシア
D
要するにBの最上位からCの最下位まで一気に落ちたわけだ。元々Aではなくさほど信用力はなかったが、デフォルト手前まで一気に落とされた。ダメージは計り知れないと言える。














