2023年5月12日、ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者であるエフゲニー・プリゴジン氏は、ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムト周辺でワグネル部隊が追い詰められていると報告した。プリゴジン氏によれば、ワグネル部隊は多くの犠牲を払って占拠した拠点を失っていると述べている。
プリゴジン氏は、ロシア正規軍がバフムト周辺のワグネル部隊を守る責任があると主張した。彼は、「ワグネル部隊を巡る状況は最悪の予測シナリオ通りに進んでいる。数カ月にわたって同志の命をかけて占拠した領土は、われわれを支えるべき人々によって実質的に戦わずに捨て去られている」と述べた。
この発表の前に、ロシア国防省は空挺部隊がバフムトの西側で進軍を支援し、ウクライナ軍を足止めしていることを発表している。ただし、ロイターは戦況を独自に確認していないため、この情報の正確性は確認できない。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる占領地域の奪還を目指す反転攻勢について、西側諸国の装甲車両が到着するまで作戦を開始しないと述べた。しかし、プリゴジン氏はこれに対して「欺瞞的」と反論し、ウクライナの反攻作戦がバフムト周辺で全力で進行しており、「残念ながら、部分的に成功している」と主張した。
コメント欄の意見：
「戦場は情報戦によって形勢が変わる。戦局や相手の戦略・戦術を誤ると劣勢に立たされる。現代の高度な技術や兵器を駆使した複雑な戦いでは、猶予はない。しかし、戦国時代や先祖の経験から学ぶべきことも多い。戦う気概と冷静な判断力が必要だ。戦場の勝敗はウクライナとロシアの将たちの采配によって決まる。その積み重ねが大きな成果に繋がるだろう。」
「彼の発言だから信用できない。ワグネルの方が正規軍に連絡せずに勝手に移動していたという話もある。興味深い展開だね。」
「バフムトはスターリングラードのようになったのか？意図はどうあれ、双方の見方は一致しているようだ。」
「プリゴジンの話は信用できないが、バフムト周辺は双方にとって壮絶な一進一退の状況なのだろう。ウクライナに栄光あれ。」
「ロシア軍には国のために戦っている兵士がいるのか疑問だ。お金のための兵士ばかりで、この戦争の意義がよく分からなくなってきたよ。」
「西側報道は楽観的な観測を続けているが、ロシア軍は壊滅せず、プーチン政権も崩壊していない。」
「各国の支援により、ウクライナ軍が武器の量や質で圧倒しているのかもしれない。」
「補給がないなら後退すべきだが、撤退を認めないのは総統や大本営と同じだ。」
「欺瞞ではなく、本格的な反抗作戦はこれからだと思うよ。」
ワグネル部隊、バフムト周辺で追い詰められる＝プリコジン氏
https://news.yahoo.co.jp/articles/39d00a0c6b3f389d40bed2a01bfe29f9b3fad65b
