・街中で突然大洪水が起きたら、まずは高い場所を目指す!
・ビル屋上や立体交差、駅構内の“あるエリア”など意外な逃げ場もアリ!
・とにかく命を守ることが最優先!早めの行動が生死を分ける!?
「ちょっとコンビニ行くだけ!」なんて油断している時に限って、突然の大雨や台風などで大洪水が起きることはありませんか? いやいや、「そんなレアケース、ないっしょ!?」と思うかもしれませんが、近年は異常気象やゲリラ豪雨の頻発で、ほんの数十分の間に街が水没してしまうケースも決して珍しくありません。そんな緊急事態に遭遇した時、パニックになって避難が遅れると大変危険です。そこで今回は「大洪水が起きたらどこに逃げればいい?」をテーマに、意外かもしれないけれど実は有効な逃げ場5選をご紹介します。「まさか!」と思う場所が、いざという時にあなたの命を守ってくれるかもしれませんよ!?
目次
【1. 頑丈な建物の屋上や高層階】
大洪水から逃れる鉄板の避難先といえば、高い場所ですよね。川の近くや低地では、あっという間に水が押し寄せてくるので、早めに頑丈な建物の2階以上、もしくは屋上へ移動するのが鉄則です。「こんな場所、普段は行かない!」というビルの屋上や駐車場の上階が、意外と助かる可能性大なんです。国や自治体の防災ガイドラインでも「垂直避難(建物の高い階へ逃げる)」は推奨されており、地盤が低い地域にいる時は特に意識しておきたいポイントですね。ただし、マンションやビルで避難する際は、エレベーターが止まる可能性も考慮して、階段で上がれるかどうかも確認しましょう。
【2. 立体交差(オーバーパス)や高架下】
「あのガード下って暗くて怖い…」なんて思われがちですが、実は高架「上」にある立体交差や歩道橋は洪水時には貴重な避難ポイントになることも。水が下を流れても、立体交差の上まで水が到達するには時間がかかるため、一時的に身を守るには有効です。ただし、高架下は場所によっては雨水がたまりやすい低地部分があるので注意が必要。「どこでもいい!」というわけではなく、実際に高所になっている部分を選びましょう。鉄道の高架沿いにある駅構内の歩道橋や自由通路などもチェックしておくと安心です。
【3. 大きな駅ビルや公共施設の中でも高層フロア】
大きな駅ビルや公共施設(図書館や市民センターなど)の建物は、構造もしっかりしているうえに立地も比較的高い場所にあることが多いです。街中ではビルよりも駅ビルのほうが利用者が多いので災害対策がしっかりしていたり、避難スペースを確保していたりする場合も。「意外と安全かも!?」と感じたら、駅職員や施設スタッフの指示に従い、落ち着いて上の階へ避難しましょう。万が一閉館時間を過ぎていても、緊急時には避難所として開放されるケースもありますので、遠慮せず非常口などから助けを求めるのが大事です。
【4. 立体駐車場やパーキングビルの上階】
街を歩いていると、「あ、あそこに立体駐車場あるじゃん」と思うことがあるでしょう。実はこれも使い方次第では避難先になるかもしれません。高さがあるうえに、構造がコンクリートでできているところが多い立体駐車場なら、すぐに水が押し寄せる可能性が低くなります。ただし、車の出し入れで開放的な作りになっているため、完全に浸水を防げるわけではありません。できるだけ上の階へ移動して、出口の位置や避難経路を確保しておくようにしましょう。駐車場の管理会社がスタッフを配置している場合もあるので、その場で情報を得るのもポイントです。
【5. 大きな店舗やショッピングセンターの2階以上】
コンビニやスーパー、ショッピングモールの上階も意外と頼りになります。大手チェーン店などは、建物全体が一体型の造りになっていることが多く、避難時にも移動しやすいのがメリット。フロアが分かれているテナント型モールでも、連絡通路などを使って水の上昇をしのげる可能性があります。「買い物中に大洪水発生!? どうする?」なんて漫画のような展開でも、店舗のスタッフや店長は当然緊急マニュアルを持っていますから、状況に応じた誘導を受けられるかもしれません。そこで「すみません、どこに逃げればいいっすか!?」と声をかけるのも大切な行動です。
■【質疑応答コーナー】■
セイジ
「プロ先生、実際に水が押し寄せてきたら、普通に歩けないっすよね??」
プロ先生
「そうね、セイジ君。水の勢いが強いと足を取られるし、側溝のフタが外れていたりしたら一瞬で足がはまっちゃう危険もあるわ。だから無理に歩こうとせず、まずは高い場所へ逃げて、状況が落ち着くのを待つのが基本よ」
セイジ
「でも、もし建物の上階に逃げ込むタイミングを逃したら、もうアウトなんすか??」
プロ先生
「もちろん早めに逃げることが大事だけど、もし入れそうなビルや立体駐車場があったら、少しでも高い階へ避難してみて。水が来てる状況だとエレベーターが動かないケースが多いから、階段を使って移動する覚悟が必要よ。それに、屋上に避難する場合は屋上の扉が施錠されていることもあるから、災害前から確認しておくと安心ね」
セイジ
「なるほど。スマホの防災アプリとかSNSもやっぱり活用すべきっすよね??」
プロ先生
「そうよ! 特に水位情報や交通規制情報はリアルタイム性があるから、有益な判断材料になるわ。ただし、SNSにはデマも混ざる可能性があるから、できるだけ公式の情報や信頼できるアカウントをチェックすることも忘れないでね」
■【まとめ】■
・大洪水が起きたら、最優先は高所へ逃げること!
・街を歩いている最中なら、頑丈なビルや立体駐車場、駅ビルの高層階を目指そう!?
・日頃のハザードマップ確認と防災アプリ活用が「まさかの瞬間」に生きる!
「こんな場所、アリなの!?」という選択肢も、災害時には大切な避難先になる可能性があります!
街の構造を知り、日頃から下見しておくことで、いざという時にスムーズに行動できます!
“備えあれば憂いなし”を合言葉に、いつでも安全に逃げられる準備をしておきましょう!