- 「自分は未熟」と言いながら、その未熟さをネタに安心してしまうと、一気におっさん化が進む危険があります。
- おっさん化は年齢ではなく、「変化をやめた瞬間」「人のせいにし始めた瞬間」からじわじわ始まります。
- ちょっとした行動改善で、「若いのにおっさん化」ルートから「年をとってもフレッシュ」ルートに乗り換えできます。
目次
はじめに
友人の浮浪者さんが「おっさんが恥ずかしいのは、じぶんが年齢の割に成熟してない自覚があるからなんだよ~」と語っていたとします。パッと聞くと、妙に哲学っぽくて「確かに…」と思わされますよね。でも、こういうことをドヤ顔で語る人ほど、じつは自分自身が「若くしておっさん化」しているケースがけっこう多いのです。ここでは、その発言が“半分正しくて、半分ブーメラン”になっているポイントを、ツッコミ混じりでわかりやすく5つ紹介します。笑いながら読める内容ですが、自分にも当てはまってないか、ドキッとしつつチェックしてみてくださいませw
事実5選w
①「自分は未熟」と言うことで、むしろ安心してしまう罠w
「オレなんてまだまだ未熟だからさ~w」と口にするのは、一見すると謙虚で自己認識高そうに見えます。
しかしここに大きな落とし穴があります。
- 「未熟」と口にする ⇒ 自分の欠点を把握している“つもり”になって安心する
- 安心した瞬間に、「じゃあ変わらなくても仕方ないよね」と成長を止めがち
- 結果として、言ってることは若者っぽいのに、中身は何年もアップデートされていない状態に…
本当に未熟さを自覚している人は、「だから、これからこう変えていきたいです」と行動の話までセットで出てきます。「未熟アピール」で終わってしまう人は、「未熟」を免罪符にしているだけで、実はかなり危険な“おっさん化”予備軍なのです。
自虐っぽく見えて、「成長しない理由」を確保してるだけだとしたら、かなりこわいですよね…!?
② おっさん化は年齢じゃなく「変化をやめた瞬間」から始まる!
「おっさん」というと、年齢のイメージが強いですが、実際には年齢よりも「変化への態度」が決定的です。
- 新しい価値観を聞いたときに「面白そう」と思うか、「わけわからん、昔はさ~」と否定から入るか
- 知らないことに出会ったときに「教えて!」なのか「いやオレには関係ないしw」なのか
- 失敗したときに「次どうするか」を考えるか、「いや社会がさ~」「時代が悪い」と外に原因を求めるか
若くても、「最近の若いのはさ~」と言い出したり、妙に「自分の時代」を軸に語りたがる人は、かなり早い段階でおっさん化していると言えます。
逆に、40代・50代でも、新しいことを素直に面白がれる人は、驚くほどフレッシュです。「変化をやめた瞬間」からが本当の意味での“おっさんスタート地点”だと思った方がよさそうです。
③ 「説教モード」に入る若者は、すでにおっさんテンプレw
年齢に関係なく、周りに対して上から目線の「説教モード」に入りがちな人は、かなり強めにおっさん化が進んでいます。
- 「最近の○○はさ~」と、同世代や下の世代をひとまとめにして語り始める
- 自分の経験を“絶対正しいテンプレ”として押し付ける
- 相手の話よりも、「自分語り」を優先してしまう
本人は「経験者としてアドバイスしてあげてるだけw」と思っているかもしれません。しかし、相手から見ると「自分の価値観を押しつけてくる、めんどくさいおっさん」とほぼ同じ構図になってしまいます。
本当に成熟した人は、まず相手の状況を聞いて「どう思ってるの?」と問い返したり、アドバイスを求められてから話します。「自分の話を聞け!」とばかりに一方的に語り始める若者は、年齢に似合わず、かなり古いテンプレをなぞっている可能性大ですw
④ 身だしなみ・健康を「どうでもいい」と投げた瞬間、一気におっさん化!
見た目や健康に対する向き合い方も、おっさん化をわかりやすく映し出します。
- 「どうせモテないしw」「今さら頑張ってもさ」と、清潔感や体型管理を投げてしまう
- 睡眠や食事がめちゃくちゃなのに、「若いから大丈夫っしょ」と根拠なく放置する
- 疲れや体調不良を「年だからw」とネタにして、本気でケアしようとしない
これらは全部、「自分の身体への責任」を後回しにしているサインです。
本来、成熟するというのは、自分の身体や健康を大切に扱えるようになることでもあります。年齢が若いのに、ここを雑に扱い続けると、心も体も早めにくたびれた“おっさんモード”に突入してしまいます。
逆に、年を重ねても規則正しい生活や適度な運動をキープする人は、それだけで雰囲気が若々しく見えるのです。「どうせ」「今さら」と言い出した瞬間が、かなり危ない分岐点です…!
⑤ 他人の成長には厳しいのに、自分の学びは止めている矛盾w
「最近の若い子はさ、もっとちゃんとしないと恥ずかしいよ?」
こう言う人ほど、自分の勉強やスキルアップは何年も止まっていたりします。
- 後輩や友人には「もっと努力しろよ」と言うのに、自分は新しい本も読まないし勉強もしない
- 環境の変化には愚痴を言うのに、それに適応するための行動はしない
- 「昔はこうだった」と過去の武勇伝ばかり語り、今の自分をアップデートしない
これは、かなりわかりやすい“おっさん思考”です。
成熟している人は、他人の成長に厳しくなる前に、「自分は今、何を学んでいるか?」を振り返ります。
若いのに「最近はさ~」と他人を評価する口数ばかり増えて、自分のインプットや挑戦が減ってきたら要注意です。「おっさんが恥ずかしい」と語っていたはずが、いつの間にか自分も同じルートに乗ってしまっているかもしれません。
質疑応答コーナー
セイジ
『オレ未熟なんでw』って言ってる人、そんなにヤバいっすか??
プロ先生
口ぐせレベルでそれを多用してる人は、ちょっと危険度高めですね。たまに「まだまだ未熟だなあ」と反省するのは健全ですが、しょっちゅうそれを言い訳にして行動を変えないなら、自己認識じゃなくて“自己免罪”になってます。そこに気付かずドヤ顔で語ってると、周りからは「完全におっさん化してるじゃんw」と見えてしまいますね。
セイジ
変化を怖がらないほうがいいって話ですけど、じゃあ具体的に何したらいいんすか??
プロ先生
全部をガラッと変える必要はないですよ。例えば、今まで興味なかったジャンルの本を1冊読んでみる、新しいツールやアプリを試してみる、自分より若い人の話を「とりあえず聞いてみる」のも立派な一歩です。「理解できない⇒否定」じゃなくて、「わからない⇒ちょっと試してみる」に変えるだけで、思考の柔らかさはキープできます。
セイジ
若くしておっさん化しないために、今から意識しといたほうがいいことって何なんすか??
プロ先生
大きく3つです。①「自分も変わる前提」で人を批判しすぎないこと、②身体と健康を「どうでもいい」と投げないこと、③何歳になっても学び続けること。この3つを外さなければ、多少愚痴をこぼしても、説教っぽくなっても、ちゃんと軌道修正できます。逆に、この3つをサボると、年齢に関係なく一気におっさん化しますね。
まとめ
- 「未熟だから」と言うだけで満足していないか、自分の行動レベルで見直すと、おっさん化をかなり防げます。
- 年齢よりも「変化をやめた瞬間」こそがおっさん化のスタート地点なので、小さくても変化を続ける習慣が大事です。
- 他人の成長より自分の学び・健康・アップデートに目を向ければ、「若くしておっさん化」ルートから華麗に抜け出せます!

















