- ・急な黒歴史自慢は「マウント」「脅し」「構ってほしい」のミックスであることが多いです。
- ・ヤバい内容ほど、笑い飛ばさずに「それはアウト」と冷静に線を引くことが大事です。
- ・自分の身を守るために、距離感・情報量・お金の話、この3つをシビアに管理します。
目次
はじめに
ある日、無職高卒の友人が突然、「小学校のときに駄菓子屋の10円パチンコで、障害のあるクラスメイトを打ち子にして稼いでた」「中学では怪盗ロワイヤルのRMTで稼いでた」「高校から意味わからなくなって不登校、大学も中退して海外で浮浪者やってた」と、自分の過去を語り始めたら――正直、聞かされた側は「え、なんで今それ言う!?」「これって脅し?自慢?」と混乱しますよね。この記事では、その違和感の正体と、自分を守るためのアドバイス5選”をまとめます。
なぜ今さら黒歴史を語るのか?その心理w
まず、「どうして急にそんな黒歴史を?」という疑問から整理します。こういう話をしてくる人の心理は、だいたい次のどれか、もしくは混ざっています。
マウント取りタイプ
「おれこんな闇経験あるんだぜ?普通の人生送ってるお前には分からんだろ?」という、ねじれた優越感です。普通に生きてきた人を「ぬるい」と見下したいパターンですね。
脅し・牽制タイプ
「昔こんなことやってた」「裏の世界知ってる」みたいなアピールをしておくことで、『おれに逆らうと面倒だぞ』と暗に匂わせる狙いです。「他のひとにしゃべったらどうなるか分かってるよな」というモヤモヤは、ここから来ている可能性があります。
構って&承認欲求タイプ
本音では「誰かに聞いてほしい」「ヤバい過去でも受け入れてほしい」という甘えが隠れているケースです。
ただし、だからといって行為自体が許されるわけではなく、「過去の話だとしても、被害にあった人がいる」という現実は消えません。笑い話にしていいラインを、完全に踏み越えているのがポイントです。
つまり、“脅しの要素”を含みつつ、“承認欲求”も混ざった、めんどくさいミックスジュース状態になっている可能性が高いということです。
アドバイス5選w
① ヘラヘラ笑わずに「それ普通にアウトだよ」と線を引く
一番やりがちなのが、「空気壊したくないから」とヘラヘラ笑って流してしまうパターンです。でも、犯罪まがいの話や、弱い立場の人を利用した話に笑いで乗っかると、黙認した側としてカウントされます。
おすすめは、トーンを落として一言、
「それ、笑えないやつだと思うよ」
と、静かに伝えることです。
怒鳴る必要はありませんが、「自分はその価値観には乗らない」という意思表示はした方がいいです。相手が「え、マジメかよw」と茶化してきても、
「いや、被害受けた子の側考えたら、普通にキツくない?」
と、ブレずに返すのがポイントです。
② 「今も同じようなことしてない?」だけは確認する
過去の話“だけ”ならまだしも、今現在も似たようなことをしているなら、火の粉が飛ぶ可能性があります。
やんわりでいいので、
「それって、今はもうやってないんだよね?」
と、さらっと聞いてみるのは大事です。
ここで、
- 「さすがに今はやってないよw」と言う
- 逆に、話を濁す/キレる/話題を変えまくる
後者の場合、今もグレーゾーンか真っ黒なことに関わっている可能性があるので、あなたのほうから距離を取る準備を進めた方がいいです。
具体的には、
・住所や勤務先などの個人情報をあまり渡さない
・あなたの家に簡単に上げない
・SNSの裏アカや弱みになる情報を共有しない
など、「これ知られてると面倒だな」という情報は出さない方向でいきます。
③ 自分の黒歴史は絶対に“対等交換”しないw
こういうタイプが次にやりがちなのが、
「お前もなんかヤバい話ないの?w」
という“黒歴史の物々交換”です。
ここでうっかり自分の弱みを語ってしまうと、相手にとっては「人質」が増えるだけになります。さっきの話の後だと、
「おれもやばいことしてたしおあいこだろ?」
という空気に持っていかれがちですが、そこで対等になる必要は一切ありません。
おすすめの返しは、
「学生時代、マジでつまらんくらい普通だったからなあw」
「せいぜいテスト前日にゲームして泣いたくらいだわw」
など、無害なしょうもないネタで終わらせることです。
相手の“闇の深さ”に合わせて、自分の闇を出す必要はゼロです。
むしろ、「それ聞いて何か出さなきゃ」は危険なサインだと思ってください。
④ お金・ビジネスの話には一切乗らない!!
「昔RMTで稼いでた」「裏ワザ知ってる」系のトークをする人は、そのうち高確率で“今の稼ぎ話”をしてきます。
典型パターンはこんな感じです。
- 「実はさ、今もさ…ちょっとおいしい案件あるんだよねw」
- 「普通の人はやらないけどさ、バレないしw」
- 「お前なら口固そうだし、紹介してやろうか?」
ここで少しでも話に乗ると、グレーゾーンどころか真っ黒案件に巻き込まれるリスクがあります。
返しとしては、
「ごめん、そういうグレーなのはマジでノータッチにしてる」
「会社とか家族に迷惑かかるの怖いから、真面目路線でいくわ」
と、“自分のポリシー”として断るのがスマートです。
相手が「ビビりすぎw」と煽ってきても、ビビりでいてください。そのビビりが、のちのちあなたの人生を救います。
⑤ 「距離を置く」は立派な自己防衛ですw
ここまでの話を総合して、
- 弱い立場の人を平気で利用したことを武勇伝っぽく話す
- 今もグレーなことをしてそう
- こちらの価値観や境界線を笑って踏み越えてくる
こういう要素が揃っているなら、普通に「距離を置く」が正解ルートです。
具体的には、
・LINEなどの返信頻度を落とす
・会う約束を増やさない
・相談やお金の話に関わらない
など、「フェードアウト寄り」の行動を積み重ねていきます。
罪悪感を感じる必要はありません。あなたは別に警察でもカウンセラーでもなく、自分の人生を守る義務がいちばん優先です。
相手が「最近冷たくない?」と聞いてきたら、
「ごめん、仕事とか将来のことで余裕なくてさ」
と、やんわりした理由で距離を保つのも一つの手です。
質疑応答コーナー
セイジ
「こういう黒歴史自慢してくる人って、実際どのくらいヤバい人種っすか??」
プロ先生
「グラデーションはありますけど、“弱い立場の人を利用したことを笑い話にしている”時点で、価値観はかなり危険ゾーンだと思っていいですね。今も似たようなことをしている可能性もあるので、“面白い人”じゃなくて“トラブル要因かも”くらいの警戒レベルで見ておいたほうがいいです。」
セイジ
「とはいえ、昔の友人だし、完全に切るのも躊躇するんすよね??」
プロ先生
「いきなり“絶交だ!”と宣言しなくても大丈夫ですよ。ポイントは、“自分の大事なもの(お金・時間・情報・家族)には近づけない”距離感に調整することです。たとえば、飲み会にはたまに顔出しても、仕事やお金の話は一切しないとか。ゼロか100かじゃなくて、“安全な範囲で薄く関わる”というグラデーションを意識してみてください。」
セイジ
「もしそいつから『この話、他のやつにしゃべったらどうなるか分かってるよな』みたいな空気を感じたら、どうすればいいんすか??」
プロ先生
「まず、“脅しっぽく感じた”という直感は大切にしてください。そのうえで、相手の弱みになるような情報や証拠を受け取らない・持たないことが一番の防御になります。巻き込まれそうなら、専門の相談窓口や警察に相談する”という逃げ道を頭の片隅に置いておきましょう。『自分だけで抱え込まない』ことが本当に大事です。」
まとめ
- ヤバい黒歴史には笑って乗らず、「それはアウト」と静かに線を引くのが最強ムーブです!!
- お金・ビジネス・自分の弱みの話には絶対に巻き込まれず、情報と距離感をシビアに管理しましょう!!
- 「なんか怖い」「脅されてる気がする」と感じたら、その直感を信じてフェードアウト&必要なら専門家に相談するのが安全ルートです!!w

























