ベラルーシは結果的にロシアの足を引っ張っている。
ベラルーシのパルチザンがロシアの貴重な早期警戒管制機A-50を破壊、ウクライナを支援
2/28(火) 21:12配信 ニューズウィーク日本版<ベラルーシに駐機していたA-50が、ウクライナを支援するベラルーシのパルチザン2人のドローン攻撃で破壊された。全部で9機しかないうちの1機が破壊されたのも問題だが、A-50はウクライナ空爆の拠点になるベラルーシ駐留ロシア空軍の「目」でもあった>
ベラルーシが、国境周辺の一部でパトロールを強化していると報道されている。直前には、ロシアの貴重な早期警戒管制機が、同国領内で破壊されるという一件があった。
RFE/RL(自由欧州放送)は2月27日、一部のベラルーシ人からの情報として、リトアニアおよびポーランドと接する国境地帯の警備体制を同国が強化したと伝えた。
…チハノフスカヤも歓迎
一方、ベラルーシの野党指導者で、現在亡命中のスベトラーナ・チハノフスカヤの顧問を務めるフラナク・ビアチョルカは、一連のツイートで、ロシアの早期警戒管制機が破壊されたことを確認したと述べた。
ツイートには、こう書かれている。「ベラルーシのパルチザンたちに栄光あれ! 『勝利の計画』に参加したパルチザンから、ミンスク近くのマチュリシチ飛行場で、ロシアの早期警戒管制機を爆破する特別作戦に成功したとの報告があった。2022年初頭以来で最も大きな成功だ」
「この作戦は、2人のベラルーシ人が実行した。2人はドローンを使ったこの作戦を実行したあと、国を出て、今は安全な場所にいる。破壊した早期警戒管制機の損害額は3億3000万ユーロ(約476億円)にのぼる」と、ビアチョルカは述べる。
チハノフスカヤも、ツイッターにこう投稿した。「ロシアによるベラルーシ支配に抵抗し、ウクライナの自由のために戦い続けるあらゆるベラルーシ人を誇りに思う。あなたたちの勇敢な行動は、世界に対し、ベラルーシは帝国主義的な侵攻に抵抗していることを示してくれた。我々の英雄たちに栄光あれ!」
ルカシェンコはどう出るか
キーウ・ポストによると、今回の作戦で破壊された航空機は、(ロシア全体でも9機しかない)貴重な早期警戒管制機「A-50」だという。
ベラルーシの反政府組織BYPOLも、ロシア航空機の破壊についてテレグラムで投稿をおこない、「マチュリシチでA-50が、上空から攻撃を受けた」と述べた。
ロシアとウクライナの間で戦争が始まって以来、ベラルーシは一貫してロシア支持の立場をとってきたが、戦闘に加わったことはない。
だがルカシェンコは2月に入り、ベラルーシに対する攻撃が行われれば反撃すると発言した。「私は、ある特定の状況になった場合のみ、ロシアと共に戦う覚悟だ。ウクライナの兵士が一人でもベラルーシに侵入し、私の国民を殺そうとした場合だ」と、ルカシェンコは述べた。自国のパルチザンの場合はどうするのだろうか。
学びがある! 77
分かりやすい! 156
新しい視点! 76https://news.yahoo.co.jp/articles/be77191c6de4cc3d72102bbdf221d03a927be568
🇧🇾
#Belarusian opposition leader takes credit for damaging 🇷🇺
#Russian plane in Belarus
#ベラルーシ のパルチザンは、
#マチュリシチ 軍用飛行場に駐留する🇷🇺
#ロシア の
#A50U ✈️航空機に損害を与え、再活性化した、と治安部隊協会
#アザロフ 会長が称賛
— サムライ (@samurai_634)
早期警戒管制機はソ連時代に製造されたもので、残りは8機しかないことになる。ウクライナ空爆のための目が1つ失われてしまった。今のロシアに製造できるか分からないが、制裁下では難しいだろう。ロシアはベラルーシのこうした失態についてどう思っているのだろうか。
ベラルーシは結局まだウクライナに兵を送り込んでいないばかりか、こうしてロシアに損害を与える行動だけが目立っている。コメント欄ではこの機体はさらに貴重な最新型のA-50Uで、全部で4機しかないことが明らかにされていた。プロパガンダでも使うほどの戦力を破壊されたロシアは悔しがるより他にはないだろう。
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