- 支持率急落、マイナ相次ぐトラブル、ＬＧＢＴ法で逆風 内閣改造・８月党人事が注目
- 茂木氏の処遇：公明との調整能力に疑問、ポスト岸田狙いで真っ先に判断が必要
- 河野氏の処遇：マイナ問題で批判集中、続投か、好都合とされる
岸田首相の内閣改造および党役員人事は注目を集めています。岸田内閣の支持率が急落し、長男秘書官の問題やマイナンバーカードのトラブル、ＬＧＢＴ法の拙速な法制化などが逆風とされています。このような状況下で、内閣改造や党役員人事は政権の浮揚を図るために重要な手段となるでしょう。8月に行われる内閣改造と党役員人事について、以下の3人の政治家の処遇が注目されています。
茂木敏充氏: 茂木氏は公明党との調整能力に疑問があり、また「ポスト岸田」を狙う姿勢を明確にしているため、岸田首相は彼の処遇について真っ先に判断する必要があります。茂木氏は岸田政権を支える主流派であり、次の総裁選でライバルになる可能性もあるため、処遇には注意が必要です。
河野太郎氏: 河野氏はデジタル担当相としてマイナンバーに関連する問題で批判を受けていますが、彼の突破力が期待されたため、続投が予想されます。河野氏は岸田首相との総裁選でライバル関係にあり、マイナンバー問題で批判が彼に集中することは岸田首相にとって好都合とされています。
高市早苗氏: ＬＧＢＴ法に対して保守派から反発がありますが、高市氏は保守派の支持を受けています。岸田首相はこれまで保守派の象徴である安倍晋三元首相の存在を意識し、政権運営を行ってきました。そのため、高市氏や他の保守派女性の登用についても配慮する可能性があります。
他の人事については、岸田首相の人事は安倍氏や菅義偉前首相と比べて突出した個性がないとされています。若手の登用や民間人の斬新な起用は予想されず、一般的な人事となるでしょう。岸田首相は納得できる範囲内で安全運転を重視する傾向があると言われています。
