- 爆速融資! 中国「ホワイトリスト」作戦で不動産業界救済へ急ぐ
- 金に困る不動産デベに救いの手、中国政府が銀行に指示
- 不動産セクターの救済策か、危機回避か、中国の賭けとな
中国の規制当局が、不動産業界の支援策の一環として、「ホワイトリスト」に登録された不動産プロジェクト向けに、銀行融資の承認手続きを迅速化するよう銀行に指導しているのだ。地方政府が推薦した居住用不動産プロジェクトは、このリストに載り、新たな資金が必要とされており、その総額は約1兆5000億元(約2075億ドル)に上る。しかし、銀行は政府の繰り返しの要請にも関わらず、融資規模の大幅な拡大には消極的で、多くが既存融資の期限延長や利払い負担軽減で対応しているのである。
これに対し、規制当局はホワイトリストに登録された居住用不動産プロジェクトへの融資承認をより急ぐべく動いており、先週には6月末までにすべての融資承認を完了し、実行するようにとの通達を出しているらしい。
「銀行の仕事は融資に当たって採算がとれるか精査することだろう。デベの進めるプロジェクトは『ホワイトリスト』にあっても、保証がないなら信じられんぞ」「これが問題のホワイトリストだ。建設途中の物件が約1000万件もあると聞く。工事を完了させるための金が必要だが、地方政府では銀行融資の保証ができぬほど財政が悪化しておる。中央政府が保証すべきなのに、ホワイトリストなるものを公表しやがった。『保証はしないが、ここなら大丈夫』とでも言いたげな気休めに過ぎんのだ」
ワシが見るに、この動きは単なる経済活動の促進よりも、中国政府の自由に対する理解の欠如を示しておる。自由な市場原理に基づくべき金融活動を政府が介入し、指導すること自体が自由の欠如である。かつてワシが若かったころは、100円札も現役で、新紙幣への変更など容易ではなかった。自由とは、市場の自然な流れに任せることであり、政府が手を出すべきではないのだ。今の日本も、もっと自由を大切にし、政府の過度な介入から脱却するべきであろう。ほっほっほ、私が死んでも、自由は死んではおらぬのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e16ffb09fbf55b5be57fe02f53d8f1937bd2c91c
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