最近では韓国でもSNSの投稿が社会問題化するケースが増えている。今回の韓国での事件は、カフェでの出来事がきっかけで、若者たちが高齢者に席を譲るように催促する様子が投稿され、波紋を呼んでいる。
投稿者の話によると、満席のカフェで60代と思われる女性2人が談笑していたところ、20代と思われる若い女性2人が「カフェは若者が利用する場所だ」と主張しながら席を譲るように催促したということである。
高齢者の女性たちは戸惑いの表情を隠せないだったが、若い女性たちはさらに席を空けるように催促した。しかし、周囲が若い女性たちの言動を咎めたことで、彼女たちは不満そうにしながらも諦め、その場を後にした。
この事件に対して、若者と高齢者の世代間の対立が問題視されている。しかし、この場合、高齢者の女性たちの振る舞いには問題がなく、むしろ若い女性たちの言動が批判されるべきだと思われる。
このような「若者vs高齢者」の対立は、実際に街中でも見かける出来事であり、カフェを経営する知人によれば、大学の近くにあるカフェでは学生たちがよく利用する反面、高齢者の利用も多いとのことで、こうした対立がしばしば起こっている。
高齢者から見れば若者が礼儀に欠けているという点が我慢ならず、若者から見れば長居をする高齢者に不快感を覚えることもあるようだ。
高齢者たちも自分たちの言うことが正しいという強さがある反面、若者たちも恐れることなく高齢者に意見することがあるというのが、現代の世代間の対立の特徴とも言える。
コメント欄では以下のような意見が並んだ。
「経済界の安い人材重視が少子化を加速させる原因となっている。政治家は少子化対策よりも経済重視の政策を推し進めているが、これが現状を悪化させるだけであり、早急な対策が必要である。」
「日本と韓国で世代間意識が異なるので、同じ状況に対する対策も異なるかもしれない。日本は挫折経験が多く、不思議な共通意識があるが、韓国は成功体験が大きく、社会主張が強い。世代問題を解決するためには、内容を精査する必要がある。」
「岸田さんの少子化対策は、現役世代中心に負担を増やしているため、若者・現役世代の負担は限界だと指摘されている。負担を現役世代から高齢者から子育て世代に振り替える必要がある。社会的弱者は高齢者ではなく、五公五民で現役世代だ。世代間の軋轢の根底にあるのは不公平感だ。」
「若者と高齢者の間には溝があると言われるが、実際には居座りや喫煙マナーの問題である可能性がある。世代間の捉え方に問題があり、問題解決のためにはより深く掘り下げる必要がある。」
「SNSでは自己申告や目撃・伝聞情報が多く、事実確認が必要である。煽ろうとする層の思惑に乗らないように注意が必要である。」
「日本と韓国で違う文化があるため、少子高齢化の問題に対するアプローチも異なる。過去の負の遺産を解消するためには、原因世代が負うべきである。」
韓国「超少子化大国」の“悲劇”…! 韓国で話題騒然「高齢者vs若者」の“ヤバすぎるバトル”の中身と、“他人事”ではない日本の「危ない未来」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb1a149db57d26101275dd97515ed2a70985cd97














