韓国「融資延滞率が急激に上昇」 日本人「信用不安・預金封鎖・銀行倒産までがセット」

韓国の金融圏における延滞率が急激に上昇しており、今後の動向に注目が集まっている。銀行やカード会社を含む金融会社全体で延滞率が上昇しており、高金利や利子負担増によって家計や企業の償還余力が低下しているためと解説されている。

ただし、今の段階ではすぐに懸念される水準ではないとされているが、コロナ禍の金融支援によって隠れていた不良債権が表面化した場合、延滞率が急激に上昇する恐れがあるとの懸念がある。

国民銀行、新韓銀行、ハナ銀行、ウリィ銀行など、韓国の4大銀行の1-3月期延滞率は昨年末と比較していずれも上昇した。また、4大金融持ち株会社系列のカード会社の延滞率も一斉に上昇し、貯蓄銀行79社の延滞率も上昇している。

以前は下がっていた銀行など金融圏の延滞率も、コロナ禍で直撃を受けた脆弱階層に対する金融支援の影響が大きかったことが背景にあった。

しかし、韓国銀行が昨年の高物価に対応して引き続き利上げを行い、貸出利子負担が大きく増えたため、庶民や小商工人などの償還余力が落ち延滞率が上昇していると分析されている。

また、金融圏以外の金融会社の企業向け融資延滞率も急上昇しており、不動産プロジェクトファイナンス不良懸念や伝貰詐欺住宅競売猶予措置なども今後金融会社の延滞率を引き上げかねない悪材料として挙げられている。

高金利に景気不振が続いているため、今後延滞率は上昇する可能性が高く、コロナ禍関連貸付に対する猶予措置が終了する9月以降には、延滞率が急騰する恐れがある。

このような状況下で、金融会社の健全性指標にも悪影響を与える恐れがあると指摘されている。

韓国の金融圏全般の危機に広がらないよう、先制的に管理する必要があるとの意見も出ている。金融圏の長期化した高金利や景気不振が重なることで、企業や家計への貸付が不健全化する恐れがあるためである。

このような状況下で、ハンファ投資証券のキム・ドハ研究員は、「まだ延滞率はコロナ禍前に比べ高くないが、上昇速度が速い点は問題であり、今後金融会社の健全性指標に悪影響を与える恐れがある」と説明している。

また、ハナ金融のパク・ジョンム最高財務責任者(CFO)は、カンファレンスコールで「金融市場の不安が大きくなり、子会社の延滞率上昇など潜在リスクも拡大した。今年最も重点的に見るのはリスク部門」と話しており、金融圏のリスク管理の重要性が強調されている。

コメント欄では以下のような意見があった。

・家計負債が多い韓国で、信用不安から預金の引き出しや銀行倒産までがセットのような気がする。政府も現金を用意しろと言っている。

・韓国の自営業者がコロナ支援金を借りたが、何回も返済猶予を延長している。その猶予期間が9月で終了する。返済不可能な業者が60%いるらしく、9月が見せ場。

・数週間前に収入に占める返済率が80%と言う人達の記事があったが、破綻しているのか破綻していないのかよく分からない。

・記事によると「すぐに懸念される水準ではないが」とあるが、現時点で懸念すべき状況だと思う。

・政府は徳政令出して政府資金でチャラにすると思うが、返済せずに徳政令を待った方が得としか思っていない。

・懸念すべき状況であるが、認めたくはないのだろう。

・大手銀行でも、吹けば飛ぶような不動産が担保になっているため、安閑とはしていられない状況である。

・日本より所得が多いのなら、海外旅行を取り止めて返済にまわそうという意見もある。

・政権選択選挙の前なら徳政令が出るんだろうけど、政権が変わったばかりだからなぁ。

・韓国人は、借金して株、仮想通貨、不動産に投資しているため、完全に破綻している状況である。返済の可能性が低いことは自明であり、投資対象が全て暴落しているため、結果的に借金の規模がより大きくなってしまった。

韓国、金融圏の延滞率が急上昇…4カ月後がさらに心配
https://news.yahoo.co.jp/articles/042e3fb66ba31d5ce047b836784d9034dae86852

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