- 推しとの出会いを「全部宣伝w」で片づける人ほど、人間関係が浅くなりがちです。
- 妻や子供をトロフィー扱いすると、相手も自分も消耗していくという現実があります。
- 宣伝やアルゴリズムは“きっかけ”でしかなく、その先を育てるのは自分の感情と行動です。
目次
はじめに
29歳インフルエンサー男性が「8000人に奢った経験からいうと、『推しとの出会いって偶然じゃなくて、孤独・スマホ・宣伝費だよw』とか言ってる奴はろくな恋愛してないし、妻や子供もトロフィーくらいにしか見てない軽い奴」と語った…そんな話がバズっています。極端に聞こえるかもしれませんが、「あ、わかる…」と妙に納得してしまう人も多いはずです。
ここではその発言をきっかけに、意外と見逃されがちな“事実”を5つに整理して、出会い・推し活・恋愛観について冷静に考えてみます。センセーショナルだけど、けっこう現実的な話です…!
事実5選w
①「全部宣伝w」と笑う人ほど、ほんとの“偶然”を経験していないという事実!
「推しとの出会いは、孤独・スマホ・宣伝費の産物w」──こう言い切れる人って、実は“コントロールできる世界”しか信じたくないタイプであることが多いです。 たしかに、現代のエンタメや推し活は、アルゴリズムと宣伝にかなり左右されます。タイムラインに流れてくる動画、レコメンドされる音楽、バズってる配信者…きっかけの多くはスマホ経由です。これは否定しようのない事実です。
でも、そこから先に残るのは、「なぜかこの人だけ気になってしまう」「この瞬間の一言で救われた」という“偶然に近い感情”だったりします。
それすら「宣伝費w」で切り捨てるのは、自分の心の動きまでマーケティングに明け渡しているようなものです。 要するに、「全部宣伝w」論者は、自分の感情の複雑さを過小評価している可能性が高いのです。そして、その裏には「予想外の出会いや、深い関係の経験が少ない」という現実が隠れていることが少なくありません。
②「妻や子供=トロフィー」思考は、ガチで人間を消耗させる!
「結婚相手や子供をトロフィー扱いする人なんて、そんなにいる?」と思うかもしれませんが、実際には“スペック自慢”として家族を語る大人は一定数います。 「若くて可愛い嫁」「高学歴の子供」「有名企業勤めの旦那」…そういったラベルで家族を語るクセがある人は、相手の“人間らしさ”より“見せびらかしやすさ”を優先していることが多いです。
そしてこれは、長期的にはほぼ確実に関係を摩耗させます。相手は「自分自身」ではなく「ブランド」「戦利品」として扱われるからです。 トロフィーは磨いて飾っておけば終わりですが、人間はそうはいきません。機嫌が悪い日もあれば、失敗もしますし、年も取ります。
その変化を一緒に受け止めていく覚悟がないと、結局「話が通じない」「思ってたのと違う」と不満だらけになっていきます。 つまり、家族を“トロフィー化”する人ほど、実は人間関係下手で、孤独に近づいていくという皮肉な事実があるのです。
③「孤独・スマホ・宣伝費」だけで推しを語ると、自分の孤独の正体が見えなくなる!
「孤独・スマホ・宣伝費」って、言葉としてはキレッキレで面白いですが、そこだけ切り取ると自分の寂しさを全部“仕組みのせい”にしてしまう危険があります。 たしかに、孤独だからスマホを見て、そこに宣伝やおすすめ動画が出てきて、推しに出会う──この流れ自体はよくあるパターンです。
でも、そこで推しにハマるかどうかは、「自分が今どんな言葉を求めているか」「どんな存在に救われたいのか」という、かなりパーソナルな条件が絡みます。 それを全部「宣伝費の勝利w」「運営の戦略w」で片づけると、結局“自分の心の穴はどこにあるのか”を見なくて済んでしまうんですよね。
一時的には楽ですが、長期的には孤独の正体がわからないまま、次の推し、その次のコンテンツ…と“推しジプシー”になりやすくなります。 つまり、宣伝やスマホはきっかけだけど、孤独の中身まで丸投げしちゃうと、自分の人生のハンドルを手放すことになるというのが、地味に重い事実です。
④「ろくな恋愛してない人」は、感情の言葉が“やたらと薄い”という事実w
「ろくな恋愛してない人」って何かというと、経験の数ではなく“感情の深さ”と“他人を尊重できるか”の問題です。 経験が少なくても、「この人のおかげで救われた」「相手のために自分を見直した」といった感情に向き合ってきた人は、恋愛を語る時の言葉が自然と厚くなります。
反対に、「マッチングアプリで◯人と会った」「元カノは◯◯系が多かった」みたいに数や属性の話ばかりする人は、どれだけ出会いの数があっても、中身はスカスカなままのことが多いです。 「推しも恋愛も、どうせマーケティングw」と言ってしまえる人は、感情を語るボキャブラリーが乏しい傾向があります。
そして、感情を言葉にできないと、相手を理解することも、相手に伝えることも難しくなります。 結果として、深い関係を築く前にすれ違い、表面的な付き合いだけが増えていくという“負のループ”に入りやすいのです。これが、「ろくな恋愛してない」状態が続く、かなり現実的なメカニズムです。
⑤ 宣伝やアルゴリズムは「きっかけ」でしかない⇒その先を決めるのはいつも自分という事実!
ここまで散々ディスってきましたが、もちろん宣伝やアルゴリズムが悪いわけではありません。 むしろ、推しに出会う確率を爆上げしてくれているのも事実です。地方に住んでいても、同じ趣味の人とつながれたり、昔なら絶対に知り合えなかったタイプの表現者に出会えたりします。
大事なのは、「きっかけは偶然っぽい必然でも、そこから先は自分の選択」だと理解しているかどうかです。 ・その推しをどれだけ応援するか ・どこまで時間とお金と感情を投資するか ・推し活を通じて自分の生活をどう整えるか これらはすべて自分の意思決定です。「宣伝費のせいw」で片づけた瞬間に、主導権を手放してしまいます。
逆に、「きっかけはスマホだったとしても、そこからの物語は自分で書く」と意識できる人は、推し活も恋愛も、ちゃんと“自分の人生の一部”として育てていけるのです。
質疑応答コーナー
セイジ
やっぱ推し活って、全部企業に踊らされてるだけなんすか??
プロ先生
ぜんぶがぜんぶそう、とは言い切れないです。きっかけの段階では、たしかに企業やアルゴリズムの力は大きいです。でも、そこから「どの推しを選ぶか」「どれだけハマるか」は、セイジ君自身の人生経験や価値観が決めている部分が大きいんです。全部を企業のせいにしてしまうと、自分の感情の動きまで他人に明け渡してしまうことになりますよ。
セイジ
「妻や子供をトロフィー扱いする男はやめとけ」って、やっぱガチなんすか??
プロ先生
ガチ寄りで警戒したほうがいいです。トロフィー扱いする人は、相手を「自分のステータスを盛るためのパーツ」として見がちです。最初はチヤホヤされても、年齢や環境で“見栄え”が変わった瞬間、態度も変わりやすいです。長期的に見ると、尊重されない関係はほぼ必ずしんどくなります。
セイジ
宣伝に振り回されずに、自分の感情大事にするために、どんなこと意識すべきなんすか??
プロ先生
まず、「なんで自分はこの推しに刺さったんだろう?」と一回立ち止まって言語化することです。「この人のこういうところに救われた」「この歌詞が今の自分に響いた」みたいに、自分の内側の理由をちゃんと見るクセをつけると、安易に流されにくくなります。それと、時間・お金・体力の“予算”を決めて推し活することも大事です。
まとめ
- 「推しは宣伝費w」だけで片づけると、自分の感情と出会いの豊かさまで安く見積もってしまいます。
- 妻や子供をトロフィー扱いする思考は、結局は自分自身の人間関係力の低さとして跳ね返ってきます。
- 宣伝やスマホはあくまで“きっかけ”であり、その先の物語をどう育てるかは、いつだって自分の選択と行動次第です!




























