- 「生きづらい人ほど幸福へのハードルが低い」という指摘には、心理学的に見ても一理ある部分があります。
- パチンコ・RMT・ラーメン・酒・陰口・エゴサ・SNS自作自演などは、低コストで「すぐ効く幸福」をくれる逃げ場になりやすいです。
- ただし、短期的な快楽だけに頼るとさらに生きづらくなるため、「小さな幸せ+長期的な土台作り」のバランスが大事です。
目次
はじめに
とある29歳インフルエンサー男性が「9000人に奢った経験から、生きづらい人ほど幸福へのハードルが低い」と語り、「こだわりがないからパチンコやRMT、ラーメン、酒、陰口、エゴサーチ、SNSで自作自演にすぐ逃げがち」と指摘していました。この発言、煽りっぽく聞こえる一方で、「あれ、ちょっと図星かも…」とドキッとした人もいるのではないでしょうか。この記事では、その発言をそのまま叩くのではなく、事実や心理の観点から的確なポイントを5つに整理して解説します。少し笑いながら、でも自分ごととして振り返ってみる時間になれば嬉しいです。
事実5選
① 生きづらい人ほど「小さなご褒美」に強く反応しがち!
まず、「幸福へのハードルが低い」というフレーズの背景には、人間の「報酬系」の仕組みがあります。
日常でストレスや孤独を多く抱えている人ほど、脳は「今すぐ手に入る快楽」に敏感になります。パチンコで当たる、ソシャゲやRMTでレアアイテムを手に入れる、美味しいラーメンを食べる、強い酒で一気に酔う――これらはすべて、「分かりやすい達成感」や「一瞬の安心感」をくれる行動です。
仕事や人間関係で「努力しても報われた感」が薄いと、長期的な努力よりも「今ここで確実に気持ちよくなれるもの」に流れやすくなります。幸福度のベースラインが低いぶん、ちょっとした快楽でも大きなギャップとして感じられ、「うおw 今日生きててよかった…」となりやすいのです。
これは「生きづらい人が甘えている」というより、「そうなるように脳が配線されてしまう」面が強いです。だからこそ、本人の意思だけで「やめろ!」と言われても、簡単にはやめられません。
② パチンコ・RMT・ラーメン・酒は「低コストな逃げ場」になりやすい!
インフルエンサー男性が挙げていたパチンコ、RMT、ラーメン、酒。共通しているのは、「そこそこ安く」「一人で」「すぐ」気持ちを切り替えられる点です。
- パチンコ・RMT:お金はかかるものの、「当たる」「レアが出る」という強烈な刺激で、現実の悩みを一時的に吹き飛ばします。
- ラーメン:濃い味・油・炭水化物は、脳にとって分かりやすいご褒美で、“気分が上がった気”になれます。
- 酒:酔うことで不安や緊張を鈍らせ、「まあいっか」と思える瞬間を作ります。
これらは確かに「逃げ」ではありますが、同時に現代社会で多くの人が頼っている庶民的なセルフケアでもあります。「つらいけど、パチンコで一発当てて今日は忘れる」「ラーメン食べて寝てリセットする」――このパターンに入る人が多いのは、決して不思議ではないですし、ある程度は人間として自然な反応です。
問題は、「それしかストレス発散手段がない状態」にハマることです。逃げ場がこの4種類ぐらいしかないと、人生全体の選択肢までどんどん狭くなってしまいます。
③ 陰口・悪口・エゴサ・SNS自作自演は「承認欲求のレスキュー隊」!?
陰口や悪口、エゴサーチ、SNSでの自作自演――聞くだけでちょっと痛々しいラインナップですが、これも「生きづらさ」が強い人ほどハマりやすい行動です。
- 陰口・悪口:自分より弱そうな誰かを下げることで、一時的に「自分はまだマシ」と感じられます。
- エゴサ:誰かが自分を評価してくれていないか、良いことを書いてくれていないかを必死に探します。
- SNS自作自演:自分で自分を褒めるコメントを書いたり、反応が多く見えるように工作して「人気者のフリ」をします。
全部、「自分は存在していていい」「価値がある」という感覚を取り戻そうとする行動です。やり方がちょっと歪んでいるだけで、根っこにあるニーズはとても真っ当なものです。
ただし、これらは短期的には心を守るが、長期的には自尊心を削りやすいというやっかいさがあります。
陰口や悪口を言っている自分を、心のどこかで「ダサい」と思ってしまう。エゴサや自作自演をしている自分に、後から自己嫌悪する…。結果、「やっちゃった…」という感覚が積み上がり、ますます生きづらくなる悪循環にハマりがちです。
④ 「こだわりがない」のではなく「こだわると傷つくから捨てている」パターン多すぎ問題w
インフルエンサー男性は「人生のこだわりがないから逃げがち」と表現していましたが、実際にはこだわりを諦めざるを得なかった人もかなり多いです。
たとえば、
- 本当はやりたい仕事や夢があったけど、「どうせ無理」と何度も否定されてきた。
- 恋愛や友情で、本気で人を好きになるほど裏切られてきた。
- 挑戦するたびに失敗して、「熱くなる自分」をバカにされてきた。
こういう経験が積み重なると、「本気になる=また傷つく」という学習が起こります。すると防御本能として、
- 「別に仕事とかどうでもいいっす」
- 「趣味とか特にないっすね」
と自分で自分を冷めたキャラに寄せていきます。
周りから見ると「こだわりゼロの人」に見えますが、実は「こだわると壊れるから封印している人」だったりするのです。
そういう人にとって、パチンコやラーメン、SNSは「本気にならなくていい世界」「どうでもいいことにだけ熱くなれる安全地帯」です。だからこそ、そこに逃げやすく、そこでの小さな快楽が「幸せの代用品」になっていきます。
⑤ 「幸福ハードル低い」のを悪用せず、うまく使うと人生がかなり楽になる!
ここが一番大事なポイントですが、「幸福へのハードルが低い」というのは必ずしも悪いことではありません。
ちょっとしたラーメン一杯で「うまっ…今日生きててよかったw」と思える人は、ある意味では「幸福コスパが良い」人でもあります。
問題は、その幸せのネタが「依存性が高いもの」「自尊心を削るもの」に偏っていることです。
逆に言えば、幸福ハードルの低さを「健全な方向」に向け直すだけで、人生の満足度はかなり上げられます。
例えば、次のようなものも「安くてすぐ効く幸せ」です。
- スーパーの半額シールのお惣菜でちょっとした贅沢をする。
- 一駅だけ歩いて、好きな音楽を聴きながら散歩する。
- 100均のノートを買って、今日良かったことを3つだけ書く。
- 安めのサウナや銭湯に行き、「整う」感覚を味わう。
- 友達一人にだけ、正直な愚痴を聞いてもらい、「話せた〜」とスッキリする。
これらはパチンコや過度な飲酒と違い、中毒性やお金の消耗が比較的少ない「ゆるいご褒美」です。
生きづらい人ほど、「小さな幸せで満足できる」という自分の特性を、もっと安全で長続きする方向に活かすとかなり強いです。
インフルエンサーの言葉をそのまま煽りとして受け取るのではなく、「あ、自分はちょっとしたことで幸せ感じやすいタイプなんだ」と気づき、その方向性を調整するきっかけにしてしまうのが賢い使い方だと思います。
質疑応答コーナー
セイジ
こういう『逃げがち』な人って、ぶっちゃけ怠けてるだけってことっすか??
プロ先生
怠けているというより、「心のエネルギーが足りていない状態」であることが多いです。ずっと走り続けてきた人が、ある日いきなり動けなくなるのと同じで、生きづらさを抱えている人は見えないところでかなり消耗しています。その結果として、パチンコや酒など「手っ取り早く気分を変えられるもの」に流れてしまうのです。
セイジ
友人がSNSで承認欲求こじらせてるの、でもやめられないのはメンタル弱いからっすよね??
プロ先生
リアルの人間関係でうまく満たされないと、SNSに偏ってしまいやすいのは事実です。やめる・やめないの二択にするより、まずは「SNS以外にも自分を認めてもらえる場所」を少しずつ増やしていくほうが現実的です。例えば、趣味のサークルや、ゆるいコミュニティ、信頼できる友人との小さなつながりです。
セイジ
じゃあ、明日から“生きづらい勢”がちょっとマシになるために、何から始めればいいんすか??
プロ先生
いきなり全部を変えようとすると続かないので、まずはその分を、「身体が喜ぶこと」(睡眠・軽い運動・風呂・散歩など)に置き換えてみる。これなら明日からでも無理なく始められますし、「自分はちゃんとやれている」という小さな成功体験を積み重ねることができます。
まとめ
- 「生きづらい人ほど幸福ハードルが低い」という指摘には、ストレスや承認欲求のメカニズムとして見たとき一定の妥当性があります。
- パチンコ・ラーメン・酒・陰口・エゴサ・SNS自作自演は、短期的には心を守る一方で、依存や自己嫌悪を招きやすい「両刃の剣」です。
- 自分の「小さな幸せで満足できる体質」を否定せず、より健康的で長期的にプラスになる方向へチューニングしていくことが、ラクに生きる鍵になります。



























