韓国政府が今回の解決策に伴いWTO提訴手続きを中断したが、それに対する韓国国民の評判はいまいちだ。日本が先にホワイト国への復帰と輸出管理強化の解除を約束してこそWTO提訴も取り下げられるという考えだったようだが、そうならなかったことで「屈辱的」という声が出ている。
ユン某政権は韓国政府としては珍しく積極的に譲歩を続けている。これに前後してGSOMIAの件についても文在寅政権時代からの破棄通告を取り下げ、継続していく方針を明らかにしている。
日本との協議は「近日中に開催」としているものの、まだ具体的な日程も何も決まってないうちからWTO提訴だけを中断するのは「日本の思い通り」ではないかという主張が韓国紙から出ている。韓国では今でもフッ化水素など半導体素材の輸出管理強化は募集工の賠償判決に対する報復措置ということになっている。
ユン某政権はGSOMIAの正常化と輸出管理強化の解除を首脳会談で実現させるつもりのようだが、まずは韓国国内の自称被害者を説得して解決策を受け入れさせないといけない。日本政府も「韓国が国内を説得できるかにかかってる」と冷淡な立場だ。
コメント欄では「これはニュース記事ではなく、ただの記者の感想文だ」「韓国からの偏った見方だけの記事」「文句があるなら早く現金化すればいいだけ」と辛辣な意見が並んだ。ハンギョレ新聞は左派でユン某とは対立する立場だから「屈辱的」と煽って読者をより一層野党支持に振り向けたいのだろう。（黒井）
輸出規制の解除も「日本の思い通り」に…次はＧＳＯＭＩＡの再開か（ハンギョレ新聞）
3/7(火) 7:09配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/354c42291ab7cd581f5f77f3bfbad5e75c102fab
