最近、韓国で開催された複数の祭りやイベントで、見物客数の水増しが行われているという指摘が相次いでいる。これは、新型コロナウイルスの影響で観光客数が激減した中で、誘致競争を有利に進めるために自治体が行っているとされている。
たとえば、慶尚南道(キョンサンナムド)昌原市(チャンウォンシ)で開催された「2023年鎮海(チネ)軍港祭」には、約450万人の観光客が訪れたとされたが、実際には外国人を含めた訪問客全体が163万人に過ぎなかったという分析結果が出ている。
同様に、「保寧(ポリョン)マッドフェスティバル」(7月21日~8月6日)はコロナ前の2019年の訪問客総数が181万1000人で、このうち外国人は38万8000人とされた。しかし、データラボによると、その期間の忠清南道(チュンチョンナミド)保寧の訪問客数は106万2000人で、このうち外国人は4907人であることが確認された。
これらのエラーは、自治体が集計方法に問題があるために生じることが多いとされている。ある業界関係者は、「防犯カメラで人数を集計した後、祭りの時間に合わせて掛け算をしたり、単位面積当たりの人員を数えて、これに時間や場所の広さを掛けたりしている」と説明している。
韓国観光公社の観光ビッグデータ戦略チーム長のチョ・ユンミ氏は、「データがあれば観光客の需要を詳細に分析できる。数字にこだわるより長期的な観点でデータを正確に見る必要がある」と話している。観光業界では、「2023~24の韓国訪問の年」を控え、このような不正を正すべきだという声が高まっている。
コメント欄では以下のような意見があった。
・サムスン電子はスマホを無料同然で配っているか、かなりの捨て値で投売りしているため、スマホシェア世界1位はある種の虚飾と言える。韓国の統計データや各種指標の水増しや操作は客観的な分析を不可能にしている。
・韓国の観光業界は外国人旅行者数を近隣諸国に負けたくないため、自称大国の復活を全世界に自慢したいが、観光地は自国民ばかりで観光業界は閑古鳥が鳴いている。このため、外国人観光客の水増しを行っている。
・韓国の統計は信頼できないかもしれない。日本の不良企業にもあるが、韓国や中国の統計は度が過ぎている。過ちを改めるには憚ることがないという論語の言葉を韓国は守るべきである。
・数字の水増しは、売れていると報告するために行われる。しかし、中身がないから実情は赤字であることが多い。日本は韓国の水増し情報を事実のように報道して比較記事を書くが、それは信憑性に欠けている。
・祭り訪問客数450万人という数字は世界最高の観光スポットであるということになるが、世界のほとんどが知らない。さらに、再生回数が何十億回とか世界的大人気と騒ぎ立てられる韓国の音楽も同じである。
・デモや抗議集会でも、主催者発表と実際の数に乖離がある。しかし、観光地の来場状況は現地の収支を見れば現実はわかる。韓国に観光地などないため、観光客に対して不快を与え、リピートに結び付かない。観光はやめて地道にやるべきである。
「外国人38万8000人ご来訪」という行事、実は4907人だけ…韓国で相次ぐ観光客の水増し
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf953445f8ea80b7996cbd9f22102613662d95c














