日本から贈られた桜が、ドイツの「ベルリンの壁」跡地で満開に咲き誇り、多くの市民が花見を楽しんでいる。
この場所は、かつて東西ドイツの市民が行き来できないように高いコンクリートの壁が作られ、「分断の象徴」となっていた。しかし、冷戦が終わり東西ドイツが統一されたことで、市民たちの手によって壁は取り壊された。
この跡地に、テレビ朝日ネットワークが放送を通じて呼びかけ、視聴者の支援を得て25年かけて1000本の桜の木が植えられた。
この桜は、今や東西ドイツの平和の象徴であり、日独の友好の証しとなっている。そして、毎年2万人の市民が集まる「さくら祭り」が開催され、家族や友人と一緒に桜の木の下でお酒や料理を楽しみながら、HANAMIを楽しんでいる。
今年は、ウクライナ情勢を受けて祭りが中止となったが、市民たちは桜の木の下で家族や友人と静かにHANAMIを楽しんでいる。
コメント欄では以下のような意見があった。
・冷戦後も世界は変化し、今は再び分断の危機に直面している。しかし、ベルリンの壁崩壊とその跡地に植えられた桜が平和の象徴であることを願う。
・桜の植樹が広範囲に根付き、憩いの場として美しくなってほしい。世代が変わってもベルリンの歴史を語り継がれることを望む。
・日本の植物を別の地域に贈ることに疑問を感じたが、今ではドイツ市民に喜ばれている。ただ、生態系の問題がないかは気になる。
・八重桜の下で花見ができることは素晴らしい。花見は平和の象徴であり、ウクライナでも日本の桜が咲いてほしい。
・かつては友好の印だった桜が、今では平和の象徴になっている。桜の花の下で心穏やかに過ごすことで、平和の有難さを知る。
・素晴らしい試みが成功して、両国の交流に花が咲いている。ウクライナとロシアの国境にも平和の象徴として何千本もの桜並木を植えたいが、現実には地雷の問題がある。
・八重桜はドイツ人の好みかもしれないが、同じ種類の桜だと花の時期が重なってしまうため、早いのと遅いのを混ぜたほうが長く楽しめる。
・八重桜も綺麗だが、日本の文化を知ってもらうにはやはり染井吉野のほうが良かったと感じる。写真を見ても違和感を感じる。
・ドイツ人も桜を楽しんでいることが嬉しい。桜は平和の象徴であり、世界中で必要なものである。
「ベルリンの壁」跡地 日本が贈った桜が満開に…ドイツ市民“HANAMI”楽しむ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ed47531c34cb42447988472d0f341d30e3aaee6














