日本人「朝日新聞と共産党って同じじゃない?」 ⇒ 部数激減・当選者数激減

朝日新聞が共産党の凋落に対して深刻な懸念を抱いている理由は、共産党の当選者数の激減と部数の急激な減少が、両者に共通する根本原因であることが見えてきたからである。

統一地方選挙において、共産党は今回選挙が行われた全国の議員選挙に計1396人を擁立し、1079人が当選したが、全体の1割超にあたる135席もの現有議席を失った。

共産党は、安倍晋三氏が首相に返り咲いてから、「アベ政治を許さない」人たちの急先鋒として脚光を浴びた。特に、2015年の安全保障関連法案の反対する世論の高まりを受けて、「野党共闘」を本格化し、存在感を増した。

しかし、共産党の党勢のピークはこのあたりだったようだ。安倍元首相、菅義偉前首相の退陣を前後して、退潮傾向が始まり、現在では猛スピードで党勢が衰えている。

野党共闘の相手である立憲民主党も、共産党との連携が「左傾化が進んだ」と世論に認められてしまったのかもしれない。

日本の小選挙区制度において、大政党同士は「真ん中」を取り合うことになる。保守派もリベラル派も、小選挙区で勝利するためには、無党派層の支持が不可欠である。

安倍政権は「ちょっと右」に進もうとしたが、現在の岸田政権は有権者に右寄りには見えていないようだ。共産党と連携すれば組織票を得られるが、同時に「真ん中の無党派層」を失う可能性がある。

この失敗は、自民党が大阪で犯した失敗と同様である。自民党は、維新に対抗するために左右の壁を超えて共闘し、自民党と共産党が組んだことで保守層の反発と無党派層の離反を引き起こした。現在の維新の躍進は、この「黒歴史」も背景にある。

立憲民主党も同様の過ちを犯してしまった。共産党と組むことで、自らを「左派」とレッテルを貼ってしまった。今後、立憲民主党が無党派層を取り込むことは困難になるだろう。これでは共産党は「疫病神」としかいいようがない。

岸田政権は、この点について学ぶ必要がある。政策を左右に振れさせるのではなく、真ん中に寄り添うことが、選挙での勝利につながるのだ。

共産党が党首公選を訴えた党員を除名する方針を決定したことについて、朝日新聞社説(2月8日)は「異論を排除するつもりはない、攻撃は許されない」との見解を示したが、その方針に対する国民の理解は得られていない。

朝日新聞自身も共産党と同様に深刻な危機に直面している。朝日新聞も収入の7割を占める紙の部数(購読料)減、宣伝減に悩まされており、デジタル化が進んでいないことが課題となっている。

朝日新聞のデジタルは利用率、ツイート数、検索数、LINEの友達の数などで、他の多くのニュースサイトを上回っているものの、有料会員数は31万人、月間PV数は2億程度であり、紙の朝刊部数と比較して十分ではない状況にある。

紙の部数の減少は進んでおり、2023年1月には400万部を割り込むなど、大幅な減少が報告されている。

大手代理店関係者によると、現在では読売新聞と日経新聞の2紙だけが全国紙として扱われ、新聞宣伝についても2紙のみを検討する傾向があるという。

朝日新聞は、5月1日から500円の値上げを実施したが、読売新聞は少なくとも向こう1年間、値上げしない方針を打ち出した。

このような状況下で、朝日新聞が共産党の凋落について冷静に論評することは、自らの課題にも向き合う必要があるということを示している。

コメント欄では以下のような批判的な意見が並んだ。

・左集団は革命を断念した後、教育現場やマスコミ界に入り込み、日本を内側から破壊する方法に切り替えた。こういう連中が推し進める外国人参政権や選択的夫婦別姓、同性婚などが日本にとってデメリットしかないということも明らか。

・共産党は政権のないことないこと創作しては国会を空転させる。朝日新聞も偏向報道お構いなしに正しい情報を読者に伝えようとしない。そういうところが露見しているから、気づいた人から離れていっている。

・共産党や朝日が理想郷とするああいう社会は真っ平ごめんだと思う訳だ。共産党も朝日も誤りを認めず、批判にはハラスメントと攻撃し決して謝らない。そして、言論の自由を声高に唱えるがその真意は自説翼賛社会こそが左派的言論の自由空間であるとする矛盾。

・立民、共産両党とも、未来(明るいかどうかは分からないが、今とは違う未来)を示すことが全くできていないのだから、有権者から見放されるわけだ。

・共産党の本質である批判を許さない姿勢がたちまち拡散されることで、しょせん中共と同じ穴のムジナ、左の集まりといった印象を世間に与えた。

・共産党が議席をもって活動している先進国は日本位のもの。今年に入って党首公選を訴えた本を出版しただけで2人の党員がわずか数週間で除名された。独裁政党の本質が露わになり、支持者がそれを見て当然のように減ったということだろう。

共産党の「落日」を朝日新聞がまったく笑えない理由…当選者激減と部数激減の「根本原因」がみえた
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec9eec628dbbd0a3b5d5c63183198196e4030627

News U.S. note 更新情報 News U.S. note 更新情報

News U.S. Patriot 更新情報 News U.S. Patriot 更新情報

3日間のアクセスランキング 3日間のアクセスランキング

Popular posts:
社会・経済ランキング政治ランキング

More
articles

last week
topics