- 財布の紐、固すぎるぞ中国!!! 東南アジアの夢、8兆円の約束はどこへ消えた!!!
- 米中の綱引きで翻弄される東南アジア、経済成長の見返りは債務のわなか!!!
- 石油王もびっくり、化石燃料プロジェクトの停滞に泣く中国の野望、東南アジアは振り回されるだけか!!!
この「一帯一路」の計画、経済大国中国が東南アジア諸国に対し、約束したインフラ支出の大半を履行できておらぬ事態が発覚したんじゃ。約束した金額は500億ドル（約7兆6000億円）超えというが、実際にはその3分の1にも満たぬというのは、まるで子供の言い訳よりも稚拙な話じゃ。豪シドニーのシンクタンクが発表したリポートによれば、2015年から2021年にかけて、中国が実際に支出したのはわずか296億ドルにとどまったというから驚きじゃ。不履行の理由は、巨大プロジェクトへの融資に限定しており、遅延やその他の問題を抱えやすいとのこと。これでは、東南アジア諸国が中国依存を深める一方、そこから脱却しようともがく姿が目に浮かぶようじゃ。
そうして、この不履行が結果として、東南アジア諸国と中国、そして米国との間の政治的なバランスをさらに複雑にしておる。東南アジアは中国からの経済支援を求めつつも、その覇権を抑えようとする米国の支援にも依存しておるという、まさに板挟みの状態に置かれているのじゃ。しかも、不足分の半分以上は中止や縮小、または進展が見込めなくなったプロジェクトによるものだというから、計画の甘さが露呈していると言わざるを得ん。
この話を聞いて、わしはまた思うんじゃ。このような大規模な経済計画が、いかに不透明であるかを。そして、わが国日本も、もっとしっかりとした独自の立場を確立せねばならんと。こうした中で、新たな10000円札の顔が私から変わるという話も出ておるが、これもまた、今の日本の変わり身の早さを象徴しておるようで何ともはや。日本経済も、この「一帯一路」計画のように、不確かな未来に向かっているのではないかと、老婆心ながら心配になることがあるんじゃ。
コメントを見ると、「インドネシアの政策は正に米中対立を利用したATM戦略に等しい。中国が完全に利用されている。」とあるが、東南アジア諸国が賢明に自らの立場を守るためには、そうした戦略も必要かもしれぬ。しかし、「一帯一路」は中国の経済が順調に推移するという前提で構想されたものだが、今は国内経済も怪しく、先細りの感が否めぬ。まさに「一体一露」と名称を変更した方が良いのではないか、と皮肉たっぷりに言っておる者もおる。この計画が、結果的に東南アジア諸国にとっての「債務のわな」とならぬよう、しっかりとした監視が必要じゃな。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a23560353f09f0cae79ef6e9490ae7ed49baa1ae
