中国不動産大手の奥園集団が破産法を申請

中国不動産大手の奥園集団が破産法を申請
※画像はAIで生成されている場合があります。

中国不動産大手の奥園集団が破産法を申請

不動産デベロッパーの中国奥園はニューヨークで連邦破産法第15条の適用を申請し、債権者から米国に避難を求める最新の中国企業となった。

ビルダーの中国奥園、米国で債務再編の承認を求める
奥園、再建が最終段階に近づき連邦破産法第15条を申請
奥園は債権者から債務計画の承認を得ており、裁判所の承認を求めている。
2023年12月21日 1:49 JST

チャイナ・アオユエン・グループ・リミテッド(中国奥園集団有限公司)は21日、ニューヨークで連邦破産法第15条の適用を申請した。

広州を拠点とするこのデベロッパーは、2022年末時点で約60億ドルのオフショア有利子負債を抱えており、昨年債務の支払いを見送ることを決定した後、香港、ケイマン諸島、英領バージン諸島でリストラを進めている。

中国奥園集団は、米国の裁判所に破産法第15条の適用を申請した。

中国奥園、米破産法15条申請 債務再編発効目指す
グローバルマーケット
2023年12月21日 18:38 [会員限定記事]

【上海=土居倫之】不動産開発の中国奥園集団は米東部時間20日(日本時間21日)、米国で連邦破産法15条の適用を申請した。現在手続き中の外貨建て債務再編案の発効を目指す。

米破産法15条は外国籍の企業を対象とする。適用で債権者による訴訟や差し押さえを回避し、米国内の資産を保護できる。経営再建中の中国恒大集団や融創中国控股も申請していた。

奥園は広東省を地盤とする中堅不動産開発会社で、202…

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