徴兵逃れで敵国に逃げるなんて言語道断だ。
フィンランド、ロシア国境にフェンス建設開始 全長200キロ
3/1(水) 12:04配信 BBC Newsフィンランドは2月28日、ロシアとの国境で全長200キロにわたるフェンスの建設を開始した。安全保障強化のため。
フィンランドはロシアと全長1340キロの国境を接しており、欧州連合(EU)加盟国の中で最も長い。現在、その国境は主に、軽量の木製フェンスで守られている。
フィンランドは今回、ウクライナでの戦闘のための徴兵を逃れようと国境を越えて入国するロシア人が増えているため、フェンスの設置を決めた。
同国の国境警備隊によると、フェンスは高さ3メートルで、上部に有刺鉄線が設置されるという。
東部イマトラで3キロにわたってフェンス設置の試験プロジェクトを実施し、6月に終了する予定。
イマトラ検問所でのフェンス設置は28日に始まり、まず周囲の森林が伐採された。道路とフェンスの建設は3月に始まる見込みだ。
フェンスには、暗視カメラや照明器具、スピーカーなども設置されるという。
■NATO加盟に向け加速
フィンランド議会は北大西洋条約機構(NATO)加盟手続きを加速させる法案の審議を開始しており、3月1日にも投票が行われる。
フィンランドは昨年7月に国境警備法の修正案を可決し、より強力なフェンスの設置が可能になった。現在の木製フェンスは主に、家畜が国境を越えないためのものだ。
ロシアが昨年2月にウクライナに侵攻して以降、フィンランドは東部国境の強化に努めてきた。昨年9月にロシアのウラジーミル・プーチン大統領が予備役の部分動員を発表すると、フィンランドに逃亡するロシア人が増加した。
フィンランドは隣国スウェーデンと共に、欧州では中立の立場を取ってきたが、ロシアの侵攻以降は早急なNATO加盟を求めている。
フィンランドはスウェーデンよりも加盟への外交的な障壁が少ない。フィンランド政府は4月の総選挙までに加盟を実現したいと考えている。
加盟には全NATO加盟国の承認が必要。両国を承認していないのはトルコとハンガリーのみとなっている。
学びがある! 71
分かりやすい! 212
新しい視点! 70https://news.yahoo.co.jp/articles/1308f52fdd2a89b77f1851e388cbe953d686e18d
🇫🇮 Finland has started construction of a fence along parts of 1,340km border with Russia to boost security. The fence will be 3m tall with barbed wire at the top, with particularly sensitive areas equipped with night vision cameras, lights and loudspeakers.
— Based 🇫🇮 (@Based_FIN)
Finland begins constructing 200-kilometre fence along part of its eastern border with Russia
— TRT World Now (@TRTWorldNow)
#Finland has begun constructing a 200-kilometre fence on its border with
#Russia to boost security
— TICKER NEWS (@tickerNEWSco)
今までのフェンスは確かに木製で、道具がなくても誰でも越えられてしまう。これでは不法入国に悩む米国を笑えない状態だ。寒い森の付近だから近付きにくいように思えるが、戦場に送られるよりは逃げることを選ぶロシア人は多いだろう。NATO加盟を目指すフィンランドとしては他に選択肢はなかった。
コメント欄では「ロシアとの決別の意思」「フィンランドは何度も領土を奪われてきた」という意見が書かれていた。ロシアで今後大規模な徴兵があり、さらに難民が増える可能性があることを見越したのだろうか。フィンランドに限らず世界中にロシア人難民が散らばることになるのかもしれない。