国連安保理のロシア非難決議案はロシアの反対により流れたが、それとは別に国連総会決議に基づく緊急特別総会の招集が可能だそうだ。実施されれば40年ぶりの事態だという。この場で改めてロシア非難決議を出し、世界一丸となってこの暴挙に対応するつもりのようだ。
1) NY時間の日曜午後、また安保理会合があります。1月31日以来、6回目となります。
ただ、今度は少し趣旨が異なります。「国連総会緊急特別会合」という名の場を設けるためのものです。聞きなれませんが、かなり珍しい形態です。
大事な会合なので、整理をしておきます。
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1)
戦前ドイツのような手口を連合国組織が許すのか
国連安保理が度々機能していないことをふがいなく思っていたが、やる時はやるようだ。国連が初めて頼りある組織に思えてきた。戦前のドイツのような卑怯な手口、独裁者の暴挙を連合国ベースの国際組織United Nationsが許していいはずがない。
この手続きは1950年に国連総会決議で定められたものです。要約すると、
「国際の平和と安全の維持に対し、安保理が機能不全になった場合、議論の場を総会に移すことができる」
というものです。1956年以降、10件しかありません。
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1)
5) 安保理から、最後に「総会緊急特別会合」が要請されたのは、国連によると、1982年です。
実に40年ぶりとなります。
要請から24時間以内の開催になるので、NY時間月曜午後までに開始されます。
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1)
7) 欧米諸国は棄権に回りそうな国にロビー活動をしているはずです。
総会決議に法的拘束力はなく、「ロシアは撤退を」と書かれていても、実効力はありません。
ただ、プロセスが可視化され、1人でも多く「声を上げねば」と感じてもらうことが重要だと、そう感じています。
— Gakushi Fujiwara / 藤原学思 (@fujiwara_g1)
国連改革を日本はもっと主張すべきですね
今の国連はお慈悲にすがって泣くだけです
侵略戦争にたいしては人類的問題として即時国連軍を平和維持軍として組織できるようにしないと
今の世界は西部劇の世界です
常任理事国の独占も戦勝国の世界論理です— 呆蛙 (@akirekaeru)
今回のウクライナ侵攻に中国が加担したことで、安保理常任理事国の見直しにまで着手できることを望む。安保理の仕組み自体改革が必要かもしれない。














