
中国・恒大集団会長が拘束された「本当の理由」 “偽装離婚”した妻が「カナダへ極秘出国」情報で“瓦解”を始めた破綻処理スキームhttps://t.co/wD2DL5jtZb#デイリー新潮
— デイリー新潮 (@dailyshincho) October 4, 2023
中国の不動産開発大手「恒大集団」創業者で会長の許家印氏の「拘束」情報が流れてから1週間以上経つが、いまだ詳しい容疑は明らかにされていない。…
— デイリー新潮 (@dailyshincho) October 5, 2023
中国の不動産開発大手「恒大集団」創業者で会長の許家印氏の「拘束」情報が流れてから1週間以上経つが、いまだ詳しい容疑は明らかにされていない。しかし徐々に問題の核心部に触れる報道は出始めており、それはデイリー新潮が8月24日に報じた「許氏が妻と偽装離婚して資産隠し」を図った疑惑を裏書きするものだ。恒大と中国当局の攻防のウラ側を暴く。
「中国の経済専門紙『毎日経済新聞』が9月29日、許氏が強制措置を受ける前の7月に(許氏の)“糟糠の妻”である丁玉梅氏が長男の許智健氏とともに香港から出国。丁夫人はカナダ(加拿大)のパスポートを所持しているとスクープしたのです」
「毎日経済新聞は丁氏が恒大集団の株式51.71%の権利を保有していることも報じています。同株は許氏との共同名義と考えられますが、仮に丁氏がカナダに渡ったとしたら、恒大をめぐる状況は一変しかねません。パスポートを所持しているということは、すでにカナダの国籍か永住権を取得している可能性も排除できず、そうであればカナダにいる丁氏に中国の法律は及ばない可能性も出てくる。また中国政府もヘタに動けば外交問題へ発展しかねないため、丁氏に対する強硬措置も取れなくなります」(田代氏)
同時に出国が事実とすれば、中国政府が描く恒大集団の処理スキームにも重大な影を落とすことになるという。
「中国政府が最優先に掲げるのは、恒大が販売したマンションすべてを何としても完成させ、購入者への引き渡しを完了させること――です。恒大の引き渡し未完了の物件は一説に“150万戸を超える”とも伝えられており、処理を誤れば住宅購入者の不満の矛先が恒大から政府へと向かいかねない。そのため恒大が保有する膨大な資産を原資に利用してマンション建設だけは完了させるというのが中国政府の方針でした。ところが今回の許氏と丁氏による資産の海外移転疑惑によって、この処理計画に大きな狂いが生じかねない事態に直面したのです」(田代氏)
恒大集団 120億人民元を注ぎ込んだ、自称「世界一のサッカー場」工事STOP‼️ #中国 pic.twitter.com/Px8Vqb1l8U
— 赤い壁の向こう (@guirenguiyu) October 5, 2023



















