
総人口70万人の計画、現在10万人分の住宅が完成し、居住しているのは約9000人。
中国企業がマレーシアでのプロジェクト。ゴーストタウンを「輸出」していたのか、、、、
ゴーストタウンか理想郷か-碧桂園の1000億ドル事業、先行き見えず https://t.co/3z6OCjsheb @businessより
— gonchan0810 (@gonchan0810) August 30, 2023
マレーシア南部の沖合にある「フォレストシティー」に行くには、郊外を縫うような道路を走り、ヤシの木が生い茂る農園を通り抜ける。
やがてこずえの向こうに見えてくるのは、淡いブルーの海と高層ビルが立ち並ぶ人工島だ。「フォレストシティーへようこそ」と書かれた看板が立っている。
中国の不動産ブームに賭けた大胆なギャンブルの産物がこの奇妙な都市で、中国の不動産開発大手、碧桂園が手がけている。ここはまだ1000億ドル(約14兆6000億円)が投じられるとみられる開発プロジェクトの第1弾に過ぎない。ただ、住宅市況が大きく悪化する中で、中国の不動産市場は危機的な状況に陥っている。
さらに数分走ると、ほとんど人通りのない通りに白いタワーが立ち並ぶ。つばの広い帽子をかぶった管理人が誰もいない歩道を歩き回り、手入れの行き届いた植物の手入れをしている。赤いベレー帽をかぶった警備員らは詰め所でくつろぎながら、車の流れを監視している。
フォレストシティーに夕闇が訪れると、海沿いの遊歩道は活気に満ち始めた。警備員や管理人、建設作業員ら出稼ぎ労働者の幾つかのグループがベンチでくつろぎながら、湾の向こうにきらめくシンガポールのイルミネーションを眺め、酒瓶を回している。たばこの火が暗闇に光り、ベンガル語やヒンディー語、インドネシア語の会話が聞こえてくる。
海水浴客の中には、フォレストシティーに住んでいるという人もいた。インドネシア人の女性は、緑とコンクリートに囲まれた自宅の写真を見せてくれた。インド人のレンガ職人2人は、近くの高層住宅に住んでいると話す。その日の午後、免税店からギネスビールを3ケース抱えてきたバングラデシュ人は、彼らの数軒隣に住んでいると言う。
低所得の警備員と建設作業員のたまり場になってるって?タコ部屋としてのニーズはあるのか。どんなディストピアだよ。



















