- 若者の聴取傾向が変わった影響!?
- 世界配信の波とジャンル混在の現状w
- アイドル頼みの戦略が限界?
近年、J-POPの再生数が大幅に落ち込んでいると言われていて、「え、マジ?もう聞かれてないの!?」と驚く人も多いようです。実際に音楽配信サービスや動画サイトのトレンドを見ても、日本国内におけるJ-POPの伸び悩みが顕著になってきました。いったい何が起こっているのか? そして、このままJ-POPは消えてしまうのか? 日本の音楽シーンを取り巻く新しい潮流や世代交代の動きなど、さまざまな要因が考えられます。
目次
■理由その1:海外アーティストの台頭に埋もれる!?
ここ数年、動画配信サービスやSNSを通じて海外アーティストの楽曲が爆発的にヒットし、日本でも瞬く間に拡散されるようになりました。特にアメリカのヒップホップ、ラテン系のダンスミュージックなど、今までは一部のファンが好んで聴いていたジャンルが、日本の若者にとっても手軽にアクセスできるようになったんです。「あれ? そっちのほうがカッコいいじゃんw」というノリで、一気に支持を集める楽曲が増えたことで、J-POPは再生リストから外されがちになってしまうという現象が起こっています。
■理由その2:音楽消費スタイルの変化w
スマートフォンやサブスクの普及により、音楽を聴くスタイルがガラッと変わったのは言うまでもありません。プレイリストの自動作成機能やレコメンド機能が盛んになり、いろんな国のいろんなジャンルの曲を“おまかせ”で聴けるようになりました。その結果、「わざわざJ-POPを選んで聴く必要がなくなったw」という人が増え、気がつくと再生数がガクッと落ち込むという事態になっているのです。「自分で曲を探すより、おすすめされた曲のほうが楽だし面白いw」という心理が働くので、従来のようにアーティスト名や曲名で検索してもらう機会が少なくなってしまいました。
■理由その3:邦楽チャートとグローバルチャートの融合!?
以前であれば、日本の音楽シーンと海外の音楽シーンはそれぞれに別々のチャートがあり、日本人アーティストは日本国内で上位にランクインしていれば“そこそこ成功”とみなされていました。しかし、今はグローバルチャートが当たり前のようにSNSで拡散され、「世界で流行ってる曲は何?」と気軽にチェックできるようになっています。すると、再生数を稼ぐには世界的に注目を集めるか、あるいは日本国内でも大きな話題性を持たないと難しい時代になってしまいました。「せっかく日本で有名でも、世界で見たら埋もれてるw」という現象が、J-POPの存在感を薄れさせる大きな理由のひとつです。
■理由その4:アイドル偏重で飽和状態!?
J-POPといえば、アイドルグループやボーイズグループが大きな勢力を占めてきた時代があります。今でもその流れは強いですが、あまりにもアイドルやグループが多すぎて、リスナーが「もうお腹いっぱいw」状態になっているという声も少なくありません。特に音楽そのものよりも“推しのビジュアル”や“イベント特典”で売り込む戦略が主流だったりすると、肝心の楽曲自体が埋もれがちに…。その結果、飽きたファンや、新しいアイドルグループに移行するファンが増え、再生数が分散してしまうという構造的な問題を抱えているのです。
■理由その5:若い世代の「音楽離れ」も影響?
意外に見落とされがちなのが、若い世代そのものが「音楽を聴く時間がない!」という現実です。動画サイトを観たりSNSを眺めたりする時間が増え、“ながら聴き”ですら他のコンテンツに奪われてしまうケースもあります。さらに、音楽以外のエンタメ要素(ゲーム実況、ショート動画、配信ライブなど)が充実している今、J-POPに限らず、そもそも音楽そのものへの興味が薄れつつある層も一定数いるようです。「そんなに音楽に時間割いてられないw」という風潮も、J-POP再生数が伸び悩む一因となっています。
【質疑応答コーナー】
セイジ
「プロ先生! やっぱり海外勢の勢いって本物なんすか??」
プロ先生
「そうね。特にSNSをうまく活用して世界的にファンを増やす戦略がうまく機能しているわ。日本国内に限らず、“世界中で聴かれる音楽”を目指すのが大きいわよね。」
セイジ
「でも、日本のアーティストも海外でライブやってるっすよね??」
プロ先生
「もちろん活躍しているアーティストもいるわ。ただ、配信サービスの仕様やアルゴリズムで、海外アーティストのほうが日本のユーザーにも先に表示されることが増えたの。そこをクリアしないと海外公演だけでは難しい面もあるわね。」
セイジ
「じゃあ、J-POPって今後もっと下火になるんすか??」
プロ先生
「そんなことはないと思うわ。むしろ日本の独自のカルチャーやサブカルが海外から注目されているし、“世界に向けて発信できる”作品が増えれば再生数も回復する余地は十分あるわよ。」
【まとめ】
- J-POPの再生数激落ちは、多角的な要因が絡んでいる。
- 海外アーティストとの競合や、音楽消費スタイルの変化が大きい。
- 日本から世界へ発信する視点を取り入れることで巻き返しの余地は十分。
以上のように、再生数が落ち込んでいる原因を5つ取り上げましたが、今の時代は「海外アーティストと同じ土俵で勝負できる」チャンスがゴロゴロしているのも事実です。音楽マーケットがグローバル化するなかで、新たな戦略と視点を取り入れれば、J-POPが再び脚光を浴びる日は遠くないかもしれません。今後の展開に期待と注目が集まりますね!